あとで思えばゆかいな気もする日

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火曜日、秋晴れ、爽やかな朝。まずはいつもきちっと練習してくるマダムSさんのレッスンをして、その流れで家中の窓や開口部を開けて掃除、さらに食料品の買い出しにも出かけて、いざ音楽へと整ったところに、息子から電話。体育で足を痛めて電車で帰るのムリやから車で迎えにきて欲しいと。

 

私の苦手なこと、その一つはクルマの運転。

息子の高校は神戸市中心街から少し離れた人工島にあり、我が家からは車で40分程度か。その高校へ車で行ったことはまだない。

不安ではあるが、ここは息子のため、助けに行かねばとナビに住所を入力して勇んで出発した。

至ってシンプルなルートなんだから、という願いも虚しくそのたどり着けないことったらなかった。

 

人工島に渡るあたりで日が暮れはじめ、心までなんか暗くなった。というのも大きな橋を神戸港を見ながら走ると思っていたのに、予想もしないトンネルに誘導され、周りは噛みつかれそうなダンプばっかりが飛ばしてて、それだけで怖い。そしてトンネルを出るなり、あり得ない方向に曲がるよう指示が。方向音痴の私もさすがに反対にハンドルを切ると、困惑したナビがやたら饒舌に指示を重ねてくる。

私が住所を入力し間違えたために、闇の倉庫街みたいなところにナビゲートされていると分かったのは、だいぶ後であった。

 

いや右や、いや左やと言われるうちに、またその暗黒トンネルへ。つまり三宮に逆戻り。でもちょと止めて確認するには車線多すぎるし、とりあえずナビのいう通り左折したとこに「→姫路」という文字が目に入った瞬間、「母ちゃん無理やったごめーん」とあとで息子に謝ることにして、もう帰ろうとも思ったけれども、無邪気に母ちゃんの迎えを待つ足を痛めた息子の姿が脳裏をよぎり、、、

これ以上の右往左往は、もううっとしいと思うので割愛しますが、突如としてイメージしていた大きな橋にいざなわれ、無事人工島へ渡り(その後も実は迷うのですが)、息子に遅れると伝えた時間をさらに30分ほど遅れて、たどり着きました。

 

ピックアップした息子は特にしんどそうな様子もなく、いつも通り元気に喋ったり歌ったりする。しかも意外とスタスタ歩いているではないか。「?」とも思ったが、足が痛んでぐったりしているよりは良いことなのであって。ご飯を用意してくれていた旦那さんも「よかったよかった」と笑っていた。

 



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なんか作った日はいい気分

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最近、空がとても綺麗に見えます。旦那さんが0秒で通勤、帰宅できるので(今は週の半分は家で仕事)、私の家事時間がずいぶん減りました。
とは言え、あまりだらしなく過ごしていれば、家族に「いつもこうだったのか、、」と思われてしまうので、ピアノの部屋でゴニョゴニョやっているうち、いくつかの新しい試みが動き始めました。

離れた状態で何かするしかないと決めてしまえば、逆にどれだけ離れてるかということは余り関係なくなります。
海外を含め、何人かの美術家と進めていることがあり、それらはとても新鮮で楽しい。今のところ不便も余り感じない。
しかしがっつり音楽家どうしとなると、一緒に演奏するより面白いことが思いつかないので、今は一人で出来ることをやっています。
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それにしても、これらの作業のツールは全てコンピュータ。2月末に買い換えたMacbookを触らない日は1日もなく、zoomミーティング、自宅録音や編集作業、動画作成などなど。これがもう、勉強勉強、また勉強、、、。会得したと思っていたソフトでも、アップグレードされているからまた勉強。ちなみにオンライン飲み会だけは、すぐに慣れました!


一方、延期になっていたプロジェクトも、それぞれ次の判断をする時期が来ていて、こちらは新しいことを始めるのとはまた違ったエネルギーが要ります。前向きに考えようと思っても、ついため息が出ることも。


高校一年になった息子は、先週から、それまでのオンライン授業ではなく、実際に登校を始めました。まだ半日ずつですが、いきなり通常授業よりペース掴むまでは良いかもしれない。今でもちょっぴりしんどそうです。
でも、避けては前に進めないのだから、がんばれ。
私も、コロナ前より自分が賢くなったと思えるように、ちょっとずつ前進あるのみ!

昨日作った音源です。音楽はもちろん、料理でもマスクでも、なんか作ると気持ちがせいせいします。

短編ですが、よろしければお楽しみください。

https://youtu.be/bgU47N0j_9E

 

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think think...Think!

Kitsuneno_png 先週末になりますが、雨が降っているのに西の空は夕焼けという珍しい夕方がありました。しばらく使ってなかった一眼レフで撮りました。

庭に初めて咲くオルラヤは、最初はもったいなくて一輪切るのも勇気が要りましたが、惜しげもなく次々と咲いていく姿に、繊細な花や葉の底にある強い生命力を感じます。

植えるなり台風が来たり、異常に暖かかったりしても、しっかりと使命をまっとうしています。すごい!

Oruraya_0320_pig 家にいる時間が長くなっていますが、全部悪いことばかりではないです。

 

新型コロナウィルスの感染対策をめぐって、これまで考えたことのなかった事をいろいろ考えさせられています。

不確かな情報も多いなか、ドイツのメルケル首相の演説がすごく印象的でした。国が違うのだから状況も違うとはいえ、これくらい分かりやすく方針を示してくれたら、いち市民、いち母、いち音楽家として日々判断を下さねばならない場面でも、迷いが少なくなります。メルケルさんが、こんな状況のなか頑張っている(ざるをえない)仕事の方々への感謝の言葉を忘れなかったことも素晴らしいと思いました。

 

全文翻訳のリンク

 

https://www.mikako-deutschservice.com/post/コロナウイルス対策についてのメルケル独首相の演説全文?fbclid=IwAR1k8UASRDoj6kVegz7tH-4-DLjq5hE0p8ShbhI49TANaK8ihbShr1VlbUw

 

私も予定していたライブや海外とのプロジェクトが延期になったり、音楽活動への影響が出ていますが、この機会に、ここ2,3年先延ばしにしてきたソロ・プロジェクトに着手することにしました。

今日は、先日神戸100BANホールで真夜中に録音したピアノに、自宅で声を録音して重ねる作業(独りで出来る環境です、この環境を作ってくれた全ての方々へ感謝します)へ。

Dsc02159 ライブが出来ないとき、音楽家にできることはなんだろう?

新高校生活を迎える息子のためできること、息子自身ができることは?

またこのような事態が起きたとき、もっと迅速に判断するには?

 

いつも社会を支えてくれる人たちにあらためて感謝しながら、自分ができることを一つでも考えて実行!

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お・る・ら・や

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10年以上放置していた庭を一念発起して手入れすること13ヶ月。
オルラヤという花が咲く。嬉しくて一輪だけ切って描く。

 

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HAKUSAI

丹波育ちの、とても美しい白菜を頂いた。
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この夏の変身

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中三の息子が剣道部を引退した。県大会出場をかけた最後の試合は、いまだ私が見たことのない凄みの立ち昇る真剣勝負で、正直、私は息子に惚れ直した。

初心者として入部した中学剣道部は、大変熱心な顧問の先生の指導のもと遠征も多く、5時台に家を出ることも。まだ暗い中、竹刀や大きな防具を下げて出て行く姿は、行かねばならぬお侍のようで、おっかさんは見えなくなるまで見送ったものだ。

剣道という武道のコスチューム性によるところもあるが、普段は陽気でヤイヤイとした息子や部活仲間が、面を着けるやいなや「変身!」する。
表情が見えないからこそか、本当に強い選手には、ちょっとした立ち居振る舞いに不思議なオーラを見ることができる。静かで不動の何か。

息子は大将なので、団体戦では5人目最後の勝負、大抵の場合、相手の大将からはだいぶイカツイ気が出まくっている。
体当たりをくらい、ひっくり返って後頭部を強打したこともある。

逃げも隠れもできない試合の始まりはしんとして、何ならおっかさんも竹刀持って相手の背後から加勢したいところだが、実際には胸をきりきりさせながら祈るのみ。剣道では声援は送らず、ただ拍手で応援の意を示す。だから試合が終わると、私はやっと呼吸再開して、やたら手のひらが痛がゆい。

県大会出場校を決定する試合の日、一回戦を勝ち進んだものの、二回戦の相手は市内大会で優勝した強豪校。「もはやここまでか」なんて一瞬でも思ったことを、私は後悔することになる。
5人とも粘るはねばる。腹を据えて120%の力を出し切った、本当に気持ちのまっすぐな素晴らしい戦いぶりだったからだ。
試合直後は悔し涙もあったようだが、みんなで出てきてくれたときの笑顔の輝きといったら。

「ここまで」じゃなくて、「ここから」だったのだ。
いま持つ力を出し切るって感覚、自分にはあるんかな?なんて考えながら。
深く感動して、1ヶ月たった今も胸が熱くなります。

さて、部活を引退したら今度は受験生に「変身」です。
着けたら勉強モードになる面、どっかに売ってたらいいのにね。

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新春のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。

随分と久しぶりのブログ更新となってしまいましたので、昨年を振り返りながら新春のご挨拶をさせていただこうと思います。

昨年は、これまでより多くの方々と関わりながら創るコンサートが、いくつかありました。

そして、そこに至るまでには、無理せず自然に、継続的に、でもひたすら真摯に演奏を重ねるためになくてはならないお店や、人の支えがありました。

2018年2月、結成3年となるアンサンブル・シッポリィのアルバム・リリースと発売記念ツアーに始まり、春にはトリオSONONIの津山ピアノ工房アムズ・コンサート~関西ツアー、夏には、半年以上かけて企画を練り上げていただいた舞鶴での「蔵っとほろ酔いAbout Music Night」にシッポリィで出演。シッポリィは、このほか大阪堺のスピニングミルや星ヶ丘ソーイングギャラリーに初出演、それぞれコンセプトをもってお昼間のライブをしました。

夏の終わりには、恒例の単身スウェーデン・ツアー、ストックホルムとイエーテボリで馴染み深くなってきたメンバーや場所で演奏。

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本番の様子すこし

イエーテボリでは、ここ数年コラボを続けてきた画家のMonica Funckとのライブペインティングとともに、今年はドラムのAnders Kjellbergとのデュオで演奏しました。

 

そして秋、今年の一大イベントとなった、ボーヒュスレーン・ビングバンド(BBB) 神戸公演。

10/17(水曜日)、170名以上の中高生、計734名の方に、スウェーデンの名門ジャズ・ビッグバンドのサウンドに神戸を拠点とする作曲家との共演を交え、聴いていただくことができました。

これはもう本当に神経が参りそうなくらい準備が大変で、自分の能力不足を日々突きつけられながらも、予想もしなかった多くの方のお力添えを得てこその成功でした。それだけに手ごたえはずっしりと、思い返すたび違う角度から、いろんな反省や問い、そして次の目標や夢などが今現在もなお、秩序なく飛び交っております。

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BBB神戸公演は、コンサート全編を動画編集中ですので、完成次第アップします。

偶然にも10月にはほかにも北欧からのミュージシャンとの刺激的な共演があり、11月末に東京でふたつのレギュラートリオ;SONONIとtriogyで下北沢アポロ、新宿ピットイン3本のライブを終える頃には、もう今年の仕事納めみたいな気分になっていました。

12月はひたすら家のことを。料理のほか、庭の手入れや花木、土にふれることがとても心地よかった。元ママ友やご近所とのおつきあい、新しい出会いなども、心から愛しく感じられました。

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ーーー

そんなこんなで年は明け、2019年が始まりました。

ここ数年、冬季はライブも少なく、ゆっくりと冬眠的な生活を送る傾向にあった私ですが、例年に増してまだしばらくゆっくりせよという心の指令を強く感じますので、それに従いたいと思います(怠けてるつもりはないし、それなりに焦りもある、 笑)。

一方家族は、、

これまで音楽に特に興味を示さなかった中2の息子が、クリスマスにエレキギターとアンプを購入。

ここ数年、地域の少年サッカーチームのコーチで忙しかった旦那さんが、来春コーチ引退。

さて家族で3ピースのバンドでも結成しますかねえ。3人ともギターやりたいと言ったらどうなるんだろうか?

最後になりましたが、こんな気まぐれなブログを訪れていただきありがとうございます。

応援してくださる全てのみなさまに、心より感謝いたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

<2019年 ライブ情報>

2019年 1/21(月)のアンサンブル・シッポリィ ライブ

大阪大正studio Tbone 20:00 start

詳細は近日中にお知らせします。

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アルバム記念ライブを前に

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この夏にリリースしたニューアルバム「SONONI+Laetitia Benat」の発売記念ライブが近づいてきました。

東京新宿ピットイン、大阪大正studio Tbone、神戸元町100BAN HALLの三箇所で行います。

いずれの会場でも、アルバム・メンバーによる演奏はもちろん、レティシア・ベナによるアルバム未収録の作品を含むデッサン・写真の上映を予定しています(残念ながらレティシアは来日しません)。

詳細はこちらに美しくまとめていただいているので、ぜひご参照ください。

https://www.jjazz.net/jjazznet_blog/2017/10/sononi.php

日ごとにそわそわ、ぞわぞわ、ドキドキしている私ですが、発売記念ライブに先立ってパリを訪れました。

せっかくパリ在住のアーティストとのコラボ作品なのだから、プロモーションに行こう!と思ってのことですが、ちょっと無謀だったみたい。ポンピドゥーセンターのライブラリーやパレド・トーキョーなどに飛び込んでみたものの、ひととおり関心を示してくれたもののホイきたと置いてはくれません。

とりあえず、現地チームとの作戦会議の結果、ある小さなギャラリー併設の小さな本屋さんに狙いを定めたところで、一旦帰国となりました。パリでの発展については、これからも焦らずしかし熱く思いを馳せていきます。

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もちろんレティシア・ベナ;CDbookに収められた素晴らしいデッサンや写真の作者です!にも再会し、乾杯し、販促作戦会議、次は演奏と美術を同じ場所でぜひ一緒にやりたいと持ちかけてきました。

本当にチャーミングで、私の中途半端な英語と習い始めのフランス語から、いろんなことを察してくれる女性なのでした。きっと彼女と次の企画を実現させたいと思います。

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そんなわけで、本屋さんや雑貨屋さんを営業廻りしつつも、ふらっと美術館に寄り道したり、ビストロでワイン飲んだり、あれ、プロモーションじゃなかったんだっけ、、

ひとりの食事もたまには良い。「はい、スターター」と言われた家庭料理的な店で出てきた一皿。

しょっぱくて、「豆?」って聞くと「まあそんなとこ」みたいな返事。このあと、ベジタリアン向けプレート(山盛りの豆・芋料理)が出るのも知らず、つるん、ぱく、つるん、ぱくと。

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ここ数年毎年スウェーデンを訪れていたのが今年はツアーが組めず残念に思っていました。それもあって昨年の冬くらいからなんかうずうずしていて、この旅行は、演奏はなくとも、大切なリフレッシュ休暇となりました。快く送り出してくれた旦那様にいちばんの感謝!!!

旅全般、節約を心がけたつもりでしたが、最終日の夜だけは、イエーテボリ時代からの友人でパリ在住のR子さんに付き合ってもらい、ちょっと贅沢な食事を楽しみました。フランス語の先生に教わった、エッフェル塔近くのレストランです。

「次のジャケットに使えるくらいのを撮ってあげる!」自宅にお食事にも呼ばれ、本当に心休まり、頼れる存在なのでした。

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帰国してみると、家の中はいつもと特段変わらない様子。それでも中学一年生の息子に困ったことなどなかったか聞くと、

朝に必要な衣類が洗濯機に入ったままになっていて、リセッシュ(匂いを消すくすりみたいなやつ)をかけてドライヤーで乾かして持って行ったそうでした。そしてその2日後、彼はいつの間にか洗濯物を干していた(ただし自分のだけを取り出して)。

旅の成果ここにあり!

満たせるだけ充たしてきました!

しっかり体調をととのえて頑張ります。

アルバム発売記念ライブでお会いできるのを、心よりお待ちしております。

 

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9月になりました

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息子が中学に入り、自分の時間が随分と増えた。
今日などは、4月から始めた部活(剣道)の遠征があり、朝6:45に自宅から3キロ先の駅に防具、道着、竹刀、お弁当と2Lの水筒をさげて集合、大人は顧問の先生二人のみで明石の先まで行って、帰りは18時半ごろだそうである。幼児時代を思い返すとこれはえらい違いである。
早起きが得意ではない私も、息子に(遠慮がちに)お弁当を頼まれれば、いそいそと起きてトンカツだって揚げたくなる。
今朝は、旦那さんが出張で不在ということもあり、息子もそれなりに危機感を持っていたらしく、am.5:10に私の目覚ましが鳴るより早く、2階の自室から携帯のアラームが聞こえていた(が起きてはいなかった)。

 

午後、揚げ油を入れる缶を洗ってみた。
これがこんなに汚れるのは腑に落ちない。
火にくべるわけでもなし、気づいたときには持っただけで手がべっとりするほどに汚れているのは不思議なこと。
網の部分は洗わないつもりだったのに、水がかかってしまい、結局全部洗って干す。
缶の物質感が景色から完全に浮いているのを記録したかったのに、それを描くことは私には無理だった。

 

昨日と一昨日はギターと歌を練習した。
まだまだ上手く弾けないけど楽しい。
少し前に思いついた曲を題材に。
公園の賑やかな声のなかに、息子の姿はもうなくて、
最近の口癖は「めんどい」。
私も中学生だったことはあるが、中学生の男の子だったことはない。

 

 

 

 

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たこの日記

家の前の公園。お正月に木に引っかかった凧が、ずっとそこで泳いでいる。

いつも私が食卓で座る席から、よく見えるのでだんだん親しみが。
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1月15日、雪。
Img_1208_22月20日。雨。
Img_13013月9日。ぽかぽか陽気で、放課後の子どもたちも、よく外で遊ぶようになる。

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