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リアルカオルノノマス

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先日のイベントについてブログに書こうとして、ふとカオルノノマスについてまだブログで記事にしたことがなかったと気づく。少々遠回りしたりしそうですが、よろしければお付き合いください。

イベント当日の写真を織り交ぜます。
photo by Nakajima Norihide and others

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「kaolunonomath(カオルノノマス)」*カオリの呑ます・・という駄洒落を言った友がいましたが、別にそういう意味はないです。

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このユニットは、升田学(針金アート、ダンス、グラフィックデザインほか)野内俊裕(ギター、サンプリング、楽器創作ほか)とわたくし西島をメンバーとして、「このメンバーで何かやりたいですね」と意気投合するがいなやコロナ禍で往来もままならず、アイディア交換のようなことをインスタグラム上で公開しながら一年ほど続けてきました。

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https://www.instagram.com/kaolunonomath/

ここまでに様々なアイディアや構想が錯綜し、さすがに会って実際にまずは何かやってみましょうやとなったところへ、ファッションブランドkkjkさん主催のアートイベントへゲスト出演の話があり、参加させていただいたのが先の日曜日のことでした。

 

関東在住の野内さんにこちらへ来てもらい、2日間のクリエーションと最終日にイベント参加というスケジュールの3日間、なんせ数週間おきにZOOMミーティングしてきたので、やっと会えたという気持ちと、しょっちゅう会っている人たちのような、不思議な感覚がありました。

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イベント会場は川西市にあるwedge、決して便利な場所ではないのにここでの催しは盛況なことが多い。この日も、あいにくの雨にも関わらず、たくさんのアーティストによる作品とそれらを見ようとする方々で賑わいました。

私たちカオルノノマスがどこへ向かっているのかについては、まだ手探り状態に近いので、ここで詳しく書くことはできないのですが、期せずして出演させていただいたイベントを終えて思ったことは、コロナ禍を経て、私たちの感覚は敏感になったのではないかという希望でした。

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人に会って話すこと、一緒に食べたり飲んだりすること、生身の人間が今そこで演奏しているのを感じること、感じてもらってることを感じること、それらのために出かけていくこと、これらの楽しさやかけがえのなさ、その一方で、オンラインで出来ることが増えて、その中でどれくらい想像力を働かせてたくさんの感受を得るかということ、実際に会ってなくても私たちはそれを感じ理解し合えるということへの挑戦、、

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書いているうちに、なんだか大袈裟になってきました!

予想通り、全然カオルノノマスの紹介にはなりませんでしたが、この時勢があってこそ誕生したユニットです。
今後も発展させられたらと思っていますので、よろしくお見知りおきください。

前回のブログといい、まとまりません。そういうざわざわした季節なのかなあ。

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春雷に

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一昨夜は雨と春雷の轟きがすごかった。

早々に布団に入っていたので、毛布に包まってたびたび障子が青白く光るのを見ているうち、実家で伝説のように何度も語られる「芳がオラン事件」を思い出す。

私が幼稚園の年長か小学校低学年ごろ、のどかな時代だったのか、そんな歳でも近所を独りで遊び歩いていたものだったが、ある激しい雨と雷の夕方、「芳がおらん」と大騒ぎになった。仕事から帰った両親や、おばあちゃん、お兄ちゃんは心配してあちこち電話したり、父などは近くの側溝やらを探したらしいのだが、ふとお兄ちゃんが自分の寝床(2段ベッドの上段、私のは下段)で布団かぶってぐうぐう寝ている私を発見したのだった。「雷が怖かったけん隠れとった」そうで、幸いなことに今となっては笑い話である。

*  *  *  *  *
この歳になっても、春雷で思わず怯んでしまうのだから、大きな災害を経験した人たち、あの頃の私と同じくらいの歳の子も当然いる、はどんなにか怖かっただろう。災害後に訪れる日々がさらに辛かったり、それが今も続いている方もおられるだろう。

しかしいくら想像したところで、それは体験した人にしか分からないのだという思いに苛まれ、気持ちが重くなって自分がどう過ごしたらいいのかわからない、それが10年前のちょうど今頃だった。友人に話したら、全く同じ気持ちだと言われてやっと我に返り、それからは少しずつ自分が出来ることを考えた。

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1週間ほど前、20年以上ぶりにある友人に再会した。変わらず快活でチャーミングな彼女から、懐かしく楽しい思い出話のほかに、この年月に起きた辛い出来事や、大病から奇跡的に一命を取り留めたことが語られ、私は言葉もなくただその重みを感じた。話したことで彼女の抱える重みが少しくらい軽くなったのかどうか、砂糖や塩じゃないんだから計り知れないし、そんな単純なものじゃない気がする。

それでも、心は震える。何日も。

*  *  *  *  *

一人暮らしだったお隣のOさんが高齢(92歳)になって、娘さんの住む関東にある施設に移住された。娘さんは常に母上のOさんを心配して、私のことも頼りにしておられたが、ようやく近くに住めて一安心だろうと思う。今は空き家となっている家の手入れに来られると、必ず挨拶に見える。今日、私たち家族の写真を撮ってOさんに渡すことを思いつき、娘さんも刺激になるからいいと賛成してくれて、短い手紙を添えて託けた。

「母はなんでもすぐに忘れちゃうんですよ」と言われていたが、Oさんの心には今どんな景色が映っているんだろうか。私たちの写真を見て、一緒に散歩したり、子供たちの秘密基地に招待されてくれたり、そんな日々がよぎって心が揺れたりするんだろうか。

雨も雷も去って、穏やかな天気の日曜日。とりとめもなく想い、巡ってくる春。

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アンサンブル・シッポリィ4月のライブお知らせ

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アンサンブル・シッポリィの月曜昼ライブ、第二弾開催のお知らせです。

3/1の第一弾では、予想していたより多くの方が来てくださいました。中には東京から、県外からという方々もあり、会えることのありがたさや、終われば消えてしまう音というものを心底楽しみながら演奏したように思います。

さて第二弾も、60分程度のステージのあと、アフター交流会の時間を設けます。

本番前の公開リハーサルでは、次作「LOVE SHIPPOLLY」に向けた曲作りを行なっていますので、即興部分と編曲部分の混在するシッポリィの楽曲に興味のある方などは、どうぞご自由に観覧してください。

なお、リハーサルのみの観覧は無料ですが、ドリンクメニューを用意していますのでよろしければご利用くださいませ。

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・日時:

4月5日(月)
13:30 開演
14:30過ぎから歓談タイム
16:00 閉館

・場所:神戸100BANホール

・料金:ミュージックチャージ1500円+ドリンク(400円)

・リハーサル(12:15~13:15)を公開します

・お子様連れ歓迎、途中の出入りOKです

・メンバーのCDも各種販売します

 

Ensemble Shippolly :

西島芳(pf,voice)
武井努(sax,clarinet,flute)
有本羅人(trumpet, flugelhorn, bass clarinet)
中山雄貴(trombone)

 

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はじめてのクグロフ

2月の終わりごろに、打楽器奏者の白石美徳さんが遊びに来て、うちで徒然と演奏しました。ちょうど前日、レコーディングなどでお世話になっている調律師の鈴木優子さんに、我が家のピアノを整えてもらったばかりで、その音色を味わいながら弾きました。白石さんとは、私のピアノトリオ'trioG'(ベースは吉野弘志さん)で数年演奏してきましたが、この頃は会えていませんでした。
即興演奏したり、バックトラック作って聴きながら録ったり、彼がお土産に持ってきてくれたクグロフという初めて知るお菓子を旦那さんも一緒に食べたりしました。とてもいい時間でした。

セッションの始まりに、何も決めずに即興演奏したものの一部を動画にしてみたので、ぜひお楽しみください。絵は昨年からハマっているスパイログラフ(小さい頃に縁日とかで売ってたお絵かき定規のようなもの)で描いたものです。


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