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村上春樹さんのバルセロナでのスピーチを読んで

今日は自分の行動はまったくダメな日だった。
その一日の終わりにこの記事を知りました。
思ったこと。

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自分の人格が「無常感」の上に成立していると、創作しているとき、あるいは日常的に強く感じます。

村上氏は、
「この『無常』という考え方は、宗教とは少し別の脈絡で、日本人の精神性に強く焼き付けられ、古代からほとんど変わることなく引き継がれてきました。」

 「『すべてはただ過ぎ去っていく』という視点は、いわばあきらめの世界観です。人が自然の流れに逆らっても無駄だ、ということにもなります。しかし日本人はそのようなあきらめの中に、むしろ積極的に美のあり方を見出してきました。」

と語られています。

その一方で、あまりに陳腐なことばしか出て来ないけど、

私は、自分の命より大事と断言出来る、目の前の子ども達に、より健全な日本をバトンタッチしたいと願う。

国ということばに、最近すこし違和感を感じます。
自分を育んで来た地域、土地、といったほうが自然かもしれない。

このふたつの感情はある意味、矛盾している。

再び、村上春樹さんのことば;

「私 たちは『無常』という移ろいゆく儚い世界に生きています。大きな自然の力の前では、人は時として無力です。そのような儚さの認識は、日本文化の基本的イデ アのひとつになっています。しかしそれと同時に、そのような危機に満ちたもろい世界にありながら、それでもなお生き生きと生き続けることへの静かな決意、 そういった前向きの精神性も私たちには具わっているはずです。」


自分のなかの矛盾を解くこと。

誰かや何かを責めるのでなく、
本当にかしこく選択し、行動できる自分でありたい。

「私たち日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった。それが僕の個人的な意見です。」

私も個人的に、そう思います。

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ゾク・カゾクゾウノ旅ライブ、始まりました

Act_0621_1 8月までに4つのライブを予定している'ゾク・カゾクゾウノ旅'ライブ、初日が無事終了しました。

台風が来るとか来ないとかのお天気のなか、ほぼ満席、お越し下さった皆様、有難うございました。
Jazz On Top act3は大好きなお店のひとつで、今回はmonthly pick up liveに取り上げて頂いたり、ピアノのコンディションを整えておいてくださったり、いつも本当に感謝です。

毎回のことですが、ひとつのライブが終わると、二つの気持ちが同時にやってくる。

一緒に音を作るメンバー、音を出す環境を与えてくれるほか、いろんな人につながりを作ろうとしてくれるお店、あちこちから足を運んで、音を受け止めてくれるオーディエンス、さらにこの日、息子を預かってお泊まりを引き受けてくれた友人ファミリーのように、音のむこう側で支えてくれるひとたち、、

そんな数々の力のおかげで、一夜の音楽が成立したのだと。
それは言葉通り、有り難いこと = 簡単にはあり得ないこと。

私はその力や思いに値する音楽が出来たのか?!

ライブを録ったのを聴いたら、きまって自分の演奏に「カッコ悪っ!」とか、「曲の作り、甘っ!」と何回も思うはめになります。

感謝と悔しさ。
でも、その重みこそが、あと一歩前に進むために一番効く!

決して同じことを、4回やるわけではありません。
ずんずん、良くなりますので、
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

7/6 (土) 豊中我巣灯 14:00-
7/14(日) 中崎町 コモンカフェ イベントは終日 出演19:30-
8/4 (日)  川西 HANARE 14時くらい

次のJazz On Top act3 での演奏は;

9/8(日)昼 
西島 芳(piano/voice)
市尾優作(guitar)
嘉本信一郎(drums)

*詳細は順次[これからのライブ]ページにアップいたします

Photo from Kazoku Zou 'Goes On' Traveling @ Jazz On Top act3
21 June 2013

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今日という日の中の好きな色彩

0613_1 今日の半日は、T君が通う小学校でPTAの役員としてお仕事をしました。
そんな日は、慌ただしくなったり、ピアノに向かう時間は少なくなりがちですが、音楽活動とはまた違った充実感があります。

たしかに人の役に立ったぞと思えたり、ママ達や先生方との関係が大変すがすがしいものだからです。組織である以上、面倒な事態は多々ありますが、子ども達への愛という共通の絆がなせる技です。

正午から、6/21より始まる「ゾク・カゾクゾウノ旅」ライブ(4つを予定)にむけて、旧曲を手直ししたり、新曲を書いたりしました。

このアルバムにおさめた曲は、おおむね2006-8年製のもので、気分もだいぶ違います。
その違いを、ライブで表現したい。
すでに、新曲を2曲書きましたが、喉まで出かかっている、ある曲が、なかなか書けない。
なにか、今までと違う切り口が必要なのだ。

17時を過ぎる頃、学童から帰って来るT君と一緒に数人の友達がドスドスと上がってきます。
「オジャマしまーす」と元気いっぱいに挨拶されると、つい「はいどうぞ」と言ってしまう。
遊んだり、お茶を欲しがったり、喧嘩したらちくりにきたりします。

超高速で作ったご飯を終えた後は、お勉強、このごろはこれが大変。

T君は、昨年、日本に居なかったせいで、大幅に遅れをとっている漢字練習を毎日がんばっています。私もつきっきりで見る。
「怒らないように、怒らないように、Tのせいではないのだから」。
0613_2
一心に漢字を書く、2B鉛筆の音だけが聞こえ、
ふと外をみると、空がとても綺麗だった。

私がわあと言ったので、Tも鉛筆をとめて空を見る。

あと一歩、と何度思ったかしれない、今日という日の中の好きな色彩。

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