イエーテボリ日記 351 荷造りを始める
日曜日 雪すこし残り 夜0℃
予定無しの朝寝坊。
今日こそパッキングを始めよう、さもなくば私は永遠に帰国出来ないであろう。
と自分に言い聞かせ、とうとう手を付けた。
1年前、日本からスウェーデンに移住するときは、家族3人スーツケース3つでやってきて、段ボール3,4個送ったほかは、家具・家電等は一切持ってきていない。
企業からの赴任で来られている方の中には、ほとんど家ごと運ばれている場合もあり、えらい違い。
こちらで買ったマットレス、電子ピアノ、アイロンとアイロン台は処分のめどが付いた。
姿見、体重計、ドライヤー、ギターは誰かもらってくれるだろう。
食器、鍋類はここに置いて行けることになった。
だから、やり始めてみれば、増えた荷物といえば、本とCD、お土産、Tの玩具、あとのほとんどが私の服飾品と譜面とだった。今日は5箱達成。あと3,4個くらいかなあ。
T君(小2)が、着々と自分のおもちゃを荷造りするのは意外なことだった。
「この箱二つ分までね」と、渡したブルーボックス(こちらの郵便局の格安便専用)には、レゴやらポケモンの使いかけシールやらカード用フォルダー(カードそのものは肌身離せないらしい)、各種おまけ類、落書きのようにも見える大量の紙類。
それらの中に、日本の友だちが送ってくれた暑中見舞いや年賀状、クリスマスカード、最近こちらでの友だちにもらった手紙やお別れメッセージなどを入れているのには、なんとも嬉しい気持ちになった。
旦那さんは来たときと同様に、スーツケースひとつで足りるとのこと。
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