« イエーテボリ日記 345 at Picasso | Main | イエーテボリ日記 347 聞く+聴く×4 and more »

イエーテボリ日記 346 On A Clear Day

火曜日 快晴 昼2℃

0312_1 朝8時、スカイプにて日本のレーベルと短い打ち合わせをしたのち、10時、Nilento Studioへマスタリング(CDを作る上での音楽的な仕上げ)作業に向かう。

今日は、コントラバスの森さんが演奏で遠征中のため欠席。
いつもは、森さんの車でひゅうと連れて行ってもらうのだけど、今朝は高速バスでMölnlyckeまで行って、ドラムのアンダーシュさんにピックアップしてもらった。

0312_bus_2
非常出口のデザインが、どことなく目を引く。天窓からは春のかすんだ青空。

バスの行き先名が' Mölnlycke'なのに、まだ先へ行くらしいという理由で、' Mölnlycke dadada'で降りそびれる。終点まで行ってから間違いに気付く。引き返す。

幸い、待ち合わせに遅れることはなかったが、その終点のほうが、つまるところスタジオに近かったと分かる。なにやってんだか。

目的のマスタリングは、滞りなく済み、自分にとって、大きなおみやげとなったマスターCDを手にしたときは、ああ終わったなあ(少なくとも音の面では)、とため息が出た。

ここからあとの作業、アルバムジャケット制作、宣伝・販売・配信などは、基本的にレーベルに主導権をバトンタッチ。これは私には殆ど経験のないこと。
前作の 'カゾクゾウノ旅'をはじめ、これまで気の済むまで自分の思う通りやって良いところも悪いところも噛みしめたので、今回は、その道のプロと仕事できることを楽しみにしている。

アンダーシュと昼ご飯を食べて、欲しいCDがあるとかでCDショップ(この街で見たことがなかった)を物色したのは楽しかった。その間、非常に本質的と思う音楽の話もたくさん出来て、とても貴重な時間だった。

0312_2 今回の録音メンバー;森泰人氏、アンダーシュ・シェルベリ氏ともに、本当に気さくで
偉そうなところなど一切ないのだけど、そのキャリアの差は歴然なわけで、演奏に対する態度やちょっとした言葉の端々に、尊敬すべき'積み重ね'を感じる。

そんな音楽家と知り会えたこと、それはマスターCDに勝るおみやげとなるだろう!

そう自分に言い聞かせるも、正直に言えば、またちょっと寂しくなる。
On a clear day, but I can't see forever.

季節は日一日と、生気を取り戻し、この通学路も明るくなる。

0312_4

|

« イエーテボリ日記 345 at Picasso | Main | イエーテボリ日記 347 聞く+聴く×4 and more »

Comments

The comments to this entry are closed.