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イエーテボリ日記 340 The Rite of Spring

水曜日 くもり  2℃

教会での朝練、プール、Tと友達を連れ帰り遊ばせながら、家でビオラとのリハーサルと夕食の準備まで、せわしなく動き回り、さあ今日のお楽しみの時間。

0306_opera 夜7時、イエーテボリ・オペラ・ダンスカンパニーの新作公演を観に行く。

衣装が強烈と聞いていたけど、'衣装を身につけていない'衣装でした。

この一年見たダンスカンパニーの作品の中でも、一番印象に残るものだった。

特に2部は、とにかくダンサー達の身体の美しさと、バネみたいな躍動が、これ以上ないくらいに際立って見えた。
舞台の前下方では生のオーケストラが、さらに緊張感と迫力を加える。
曲は、ストラビンスキーの「春の祭典」をダンス用にアレンジしたもの。

ダンス、音楽それぞれ単体でも充分な見応え、聴き応えなのに、いっぺんにって!
なんかもう人間がやってることじゃないみたいだった。

もの凄い力がぐいぐい押してくるような感じになって、クライマックスでは呼吸が困難に感じるほどだった。

公演のあと、出演した二人のダンサー、オーケストラで演奏していたバイオリニスト(いずれも日本出身)、とロンドン出身のシンガーソングライターと飲みに行った。

私とロンドンガールは興奮覚めやらず、その感動の説明を試みたのだけど、ダンサー二人は、見事に振付家の狙い通りに伝わっていることに、まるで初めて確信出来たように驚いていた。
人間じゃない(ダンサー談)振り付け家による過酷なオーディションと、妥協を一切許さない指示が、ひたすらまっすぐに作品に結びついたということに、もう一回感動する。

振付家 Marie Chouinardの話と稽古の様子のビデオクリップ
http://en.opera.se/forestallningar/varoffer-body-remix-2012-2013/

のむのむガールズナイトは閉店をもって、渋々おひらきとなった。
本当に素晴らしい夜だった。一夜明けて、まだ胸が苦しい。
Girls_0306

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