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イエーテボリ日記 336 Monica's Birthday

土曜日 晴れときどき曇 4℃

朝9時、階下のニオがやってきた声で目が覚める。旦那さんは仕事に行くために、すでにご飯を終えていて、ニオ、T、と一緒に朝ご飯。ニオは英語でスウェーデン語を私に教えてくれる。
14時。昼ご飯をニオ、ニオママのジェニーと、4人で近所に出て食べる。
この冬、ジェニーのルーツ、アルゼンチンで過ごした日々のことなどを話に聞く。

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16時、Brötzを縁に知り合ったアーティスト;モニカの誕生日パーティへ。
Tを連れて出席するつもりだったけど、ジェニーが預かってくれるというのでお願いする。それはとてもよい判断だったと、あとで分かりました。

昨夏にBrötz Festivalで訪れた、公共交通機関ではたどり着けない場所にあるアトリエ。
旦那さんのLoloの彫刻もたくさんある、素敵な場所。

そんなに何回も会ってないのに、彼らの周りの空気が私を引き寄せる。

会ったこともない、彼らの友人カップルに市内でピックアップしてもらう。
彼らは日本にすごく行ってみたいとのこと、しかし、その前にまず行きたいのがアルゼンチンだとのこと。奇遇だ。

たどり着くと、30人くらいのファミリーや友人などが集っていて、みんなでモニカを祝いました。アーティストも多数で、名古屋/岡崎に自分の彫刻があるという女性にも会った。

私がたまたま座った場所、左隣には16歳の女性(たぶん今日のパーティの最年少);音楽が大好き、でも社会学に興味があり、その分野に進もうとしている(これまた奇遇)、右隣には今は亡きモニカのお父さんの旧友80歳、いろいろな思い出などを話してくれる。主催のふたり以外は、みんな初めて会う人なのに、本当に楽しかった。

着いてから知ったことは、今日はプレゼントの代わりに食べ物を持ち寄ることになっていて、ビュッフェには作った人の名前や説明が提示されていた。モニカは私にそれを知らせてなくて、私からはささやかなプレゼントだけ。どうぞ!とばかりにグランドピアノが置いてあったので、一曲弾かせてもらって、お礼とさせてもらいました。みんな熱心に聴いてくれて、感想を言ってくれたりして、嬉しかった。

こうした楽しさから、まもなく離れることが、私の憂鬱の一因だ。
でも今夜は楽しさのほうが、憂鬱を上回りました。
私は日本に帰ることによって、これを失うわけじゃない、と思えた夜だった。

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