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イエーテボリ日記213 ベネチア2日目

火曜日 晴れ
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朝10時、たくちゃんがホテルに来てくれて、街を案内してくれる。
年間でも水位が高くなる時期らしく、路地まで水が上がってくるため、平均台のようなものが置いてあり、その上を歩く。

人間、どんなところでも、気象や自然にあわせて生きて行くものなのだ。
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1030_6 それにしても、どこを切り取っても絵になる街だ。

1030_4 たくちゃんが任されているお菓子とパンを作るお店7つのひとつ、おにぎりも作っていて、それはとても人気なのだそうです。
日本のひとにとっての'ハイジの白パン'的存在で、アニメや映画でみたことあるけど、食べたことのないもの、だったようです。

お昼、たくちゃんのパートナー;ベティに会う。
ファッション・デザイナーとして活躍していますが、今は料理人の免許をとるべく学校に通っているのだそうです。
1030_1 たくちゃんちにお邪魔する。
ミミとアルトという兄妹ネコがいる。
T君はずっとごきげんに追いかけ回す。

夕飯をご馳走になり、船でホテルに帰る。
まったくをもって幸せな一日。

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イエーテボリ日記212 ミラノからベネチアへ

1029_5 月曜日。チェックアウトまでの約1時間にミラノ大聖堂へ足を伸ばす。完成までに500年かかったという壮大な建物。天井がとてつもなく高い。近寄りがたいようなゴシック建築だけど、この床の模様はなんだか親しみ感じるなあ。好きだ。

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4時間の電車の旅を経て、ベネチアに到着。
これまでのヨーロッパのどの街とも、異なる風景。

1029_2_2 午後6時半。いよいよ従弟のたくちゃんに13年ぶりに会う。
太っても痩せてもなくて、充実した日を過ごしてる表情。
地元の店に案内してもらう。
一部が立ち飲みコーナーになっていて、一人や二人で来てるなら、そこも楽しそうだ。
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話しても話しても、尽きない興味深い話。
絶対食べきれないと思った大盛り生ハムと、干し鱈の料理、鰯の南蛮漬け風、焼き野菜などとともに、ワイン2本が消える。日本語を博多弁でたくさんしゃべる。

明日はたくちゃんと、パートナーのベティさんに会えます。

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イエーテボリ日記211 冬時間、そしてベネチアへ

1028_0 日曜日 晴れ
朝起きたら夏時間から冬時間へ変わっていました。

昨夜寝る前に、枕元に手動式時計と、自動的に冬時間に切り替わる携帯電話を並べて置いておいたところ、朝起きたら、手動の時計が08:07だったのに対して、携帯はまだ07:07。

つまり、あと1時間寝ても、まだ8時!

と思いきや、いつも7時に起こされるT君は、体内時計によってとっくに目を覚ましているわけで、起きぬけにベッドでポーカーを始めるはめに。昨日よりもっと負ける。

深夜、携帯がどう表示されたのか、気になる。02:59→02:00?

とても天気がよかったこともあり、いつもは外はまっ暗のなか食べる朝食を、明るい日射しのなかで食べました(すでにだいぶ朝寝坊している時差も含む)。

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午前10時、カミムラさんのサロンで、T君とふたりでヘアスタイルを整えてもらってから、空港へ。
いろんなひとから。「スリに注意」と言われているので、イエーテボリの治安の良さに慣れている身としては、気を引き締めていかねば。

頭のなかで、勝手にだいぶ南西に飛ぶと思っていましたが、イエーテボリとベネチアは経度的にはほぼ同じ11-12度、つまり、まっすぐ南に下るのでした。
機内で地図を、ずいぶん長いこと眺めました。
これまでの人生で全てあいまいにしてきた、スウェーデンやノルウェーを始め、ポーランド、オランダ、アイスランド(実は北欧の一部)などの地理的関係について、確認。
1028_2_2 今夜はまず、ミラノに一泊。

ホテルに着いたのが21時過ぎ、T君の体内時計はたぶんすでに22時。
雨も降っていて、とりあえずホテルのすぐそばの食堂的なレストランで、パスタとピザなどを食べた。ピザ生地、ふわっもちっとしている。店員さん、陽気。

 

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イエーテボリ日記210 日だまりで昼寝

土曜日 晴れ

日本語補習校の運動会。
日本を共通項に、多国籍なひとたちが集う。
懸命に走る子供達は、見るだけで胸がいっぱい。

ラジオ体操、新鮮。パン食い競走に参加するもびりっけつになる。
力には自信あったのに、大人女性チームの綱引きでも敗北。
T君は、借り物競走とリレーなど。これもやってみたかったな。
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私は2敗でしたが、みんなのがんばりでT君の白組が勝ちました。
子供も大人も、わいわいと競い合うのは平和そのものだ。

午後、勝利を祝して乾杯して、窓から差し込むぽかぽか日だまりの布団のうえで「屋根のうえのカールソン」を読んだら、あっというまに昼寝してしまった。
朝は霜が降りている寒さだけに、ぽかぽかは幸せ。
1027_hirune T君に起こされ、ポーカーを。また負ける。

夕ごはん。冷蔵庫がからっぽになるように。
炒飯、春巻き、昨日のスープ残り。

明日から、秋休みを利用して、イタリアへ行ってきます。
13年前に料理の修行に行ったきりの、従弟のたくちゃんに会ってきます!

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イエーテボリ日記209 忘れがちなこと

金曜日 晴れ

1026_1 ここのところ、朝イチにいろんな業務をやっつけるコースがお気に入りでしたが、昨夜はちょっと飲み過ぎたので、朝イチで泳ぐコースで。

明日からT君の秋休みが始まる(autumn break;土日含めて9日間)。
泳ぎには行けないので、少し長めに楽しんでおく。

大切な連絡をいくつか。
練習はあまり出来てない。

スクールでは、休み前の最終日ということで、持ち寄りランチ・パーティのようなものがあるとのことで、何人分かのおにぎりと卵焼きをを作って持たせたのに、出すタイミングがわからなかったそうです。そのままリュックに入ってた。

スクールが終わって日本語補習校へ。
待ち時間を公園で過ごすものの、またあられがぽつぽつ。
テイクアウトのコーヒーもあっという間に冷たくなった。
友達とそのママにも、おにぎりを食べてもらう。

1026_2 補習校が終わって、19時前の真っ暗な道をお腹をすかせながら、T君と歩く。
ふと、T君が2、3歳の頃を思い出した。

あのころは、T君を民間の託児所に預けて、レッスンや作曲が中心の音楽活動だった。
ライブはごくごくたまに。
別れ際には必ず大泣きされて、歩くのも、ことばもやっとのT君のペースに合わせて、買い物して、荷物いっぱい下げて、ぽっつりぽっつり帰ってたころ。
とにかく自分の時間が欲しかった。育児という意味では、ここまでの中で一番大変だった時期だったと思う。

いまでは、T君はしゃんしゃん歩いてくれるし、自分の荷物は持てるし、旦那さんとの留守番もすっかり安心になって、だいぶ楽だ。その「だいぶ楽になった」感覚って、つい忘れがちなんだなあ。
もっともっと、もっとやれたらなあ、ってつい思って、自分が今こんなふうに居られることへの感謝の気持ちを忘れてしまうのです。

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イエーテボリ日記208 初あられ

10月25日(木曜日) 晴れのち雨、そして初めての...

1025_slottss3 午前中。レコーディングに関わる作業・各種連絡など。

今年12月に、イエーテボリで西島トリオでライブが出来ることになったほか、来年1月にレコーディング、2月には、イエーテボリおよびストックホルムで演奏の機会を得られそうです。
とても嬉しい!家族含め、体調管理を万全にしないと。

スクールへT君をお迎えに行った後、友達に誘われてSlottss公園へ。
さすがに人は少なくなっていましたが、紅葉が綺麗で、それぞれに散歩を楽しむひとたちの姿が見られました。
1025_slottss
やけに冷え込んでるなあと思ったら、音も豪快に初めてのあられが降って来た。
とても大きい粒のあられ。
寒かったけど、こんなことが今はまだ、楽しく思える。
↓あられのつぶつぶ見えるかな?
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イエーテボリ日記207 流れるように一日が終わる

水曜日 晴れ、最後は雨

1024_brotz1 昨夜は、次に作るCDのことで、日本で活躍中の友人ミュージシャンH&N夫妻に相談にのってもらった。スカイプのおかげで、二人のラブラブぶりまで伝わって来ました。

午前中、ひきつづき、レコーディングにむけて各種業務連絡など。
いろんな人に、お願いのメールや電話。あ、もう返信が。せっせせっせ。
ついでに、アコースティック・ピアノの練習場確保も、もうひとプッシュ。

13時、泳ぐ。わかったこと、特に大切なことを、ゆっくり頭のなかで泳がせる。
水面は陽を映して明るい。
水底はだいぶ深くて暗くて、その底を足にヒレをつけて這うように泳ぐひとを見た。
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午後2時半、T君と親友R君を連れて帰る。
ふたりにしとくと、全く手がかからないので、家事はかどるはかどる。練習ちょっとだけ。
別れるぎりぎりまで、ポケモン・カードのトレード交渉を続ける二人。

夜20時半、Brötzへ。
1024_brotz2 ここでお馴染みのメンバーを中心に、3ユニット。
そのうちの一つに「painting」とあったが、ライブで描くわけではなかった。
3か所に配置された絵の前に、それぞれ1人ずつ演奏者(トロンボーン、サックス、パーカッション)が立ち、ステージでなく客席を演奏しながら移動したのは、聴覚的に面白かった。
途中で朗読みたいなもの(たぶんスウェーデン語)が始まって、私の鼻の先で何か言うのでちょっとビクついていたら、終わってから「怖かった?怖かった?ちょっと怖かったよね?」とその人が言いに来た。

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イエーテボリ日記206 学校であったことを子供から聞くのは楽しい

火曜日 かろうじて雨降らず

朝7時半ごろまで、闇夜。
起きて布団を出ても寒くないのは、とてもいい。
建物全体が暖房されているから、暑くも寒くもないちょうど良い感じです。
1023_1私は、ダウン・ジャケットを着るようになりました。
通学するT君は、子供らしく薄着ですが、レインジャケットの下は、長袖Tシャツにフリースのパーカー。

1023_2 T君のリュックには;
スナック・タイムに食べるおやつ(リンゴ1/2、バナナ2/1、ミニサンド1)
帰りにこっそり友達とトレードするポケンモンカード・ファイル

今日は工作用空箱を手に提げて(昨夜の寝る前になって「たぶんいる」とか言う)。

1023_3 日本で小学校一年生だったときの、ずっしりと重いランドセルとはだいぶ違います。

教科書やノートはすべて学校に置いてあり、筆記用具もそれぞれの教室にあるものを使うのだそうです。
宿題は月曜日にプリントが1、2枚出て、金曜日に持って行く。
中休み20分、昼休み45分くらい。ランチは5分(さすがにそれはないと思うけど)。

授業は全て英語ですが、今日は漢字の一から十を読む練習をしたのだとか。
クラスでただ一人のアジア人を意識しての、先生の粋なプログラムだったのでしょうか。

いつもあっぷあっぷであろうT君、今日はお手本として脚光を浴びたようでしたが、日本語で「いち、にー、さん、」と言ったところ、先生も友達も「!?!?!?」となったようでした。

「みんな全然言えへんねん」。よくよく聞いてみると、それは中国語で読む練習で、みんなは「イー、アール、サン、スー」とやっていたことが分かりました。

私はスクールへの送迎のとき、友達がT君の名前を叫ぶ声を聞くのが好きです。ちゃんと言えてないけど、好き。嬉しい。

T君もこのインターナショナル・スクールが好きで、日本の友達に全員引っ越して来てほしいそうです。


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イエーテボリ日記205 VIKTORS KAFFE 2)

月曜日、ほぼ晴れ

1022_victor3_2 昨夜は8時半くらいにT君と布団に入って、充分すぎるほど眠った。

朝のうちに、すこし頭を使う作業(面識のないひとへのメールなど)をしてみると、とてもはかどった。

午後、スクールのあと、T君を預かってもらっていたので、夕方迎えに行くと、辺りに焼きたてパンのえらい良い香りがするのできょろきょろしていると、なんと預かってくれていたママが、今しがた焼いたばかりのパンを持って立っているのだった!
親友とたくさんと遊んで満足のT君と、まだ湯気立つようなパンを持ってバスに乗るのは、本当に幸せでした。

夜19時。
Improvisations concert at Viktors Kaffe

Emil Strandberg (trp)
Fred Lonberg-Holm (cello)

チェロ「りーりーららら、りーららら」
トランペット「ハイハイ」
チェロ「りーらららら、るーららら」
トランペット「ハイハイ、わかってる。君が好き。そしてオレはここに居る。」
チェロ「りーりーらーらら、るーらーらー」
トランペット「ハイハイ、わかるってるよー、ていうかさ、」
チェロ+トランペット「るーらら、るーらら、るっるっるっる」

二者の正反対と追随のかけひきが絶妙。
どちらの楽器からも、いまだ聴いたことのない音が出て、ジャングルのみんなでオーケストラやってみるみたい。
それら全ての音が、とても耳に心地よかったのが素晴らしかった。

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チェロのFred Lonberg-HolmさんとChristoph Erb(tenor saxophone /bass clarinet)さんのCDを買って帰る。スイスで作った、と言ったような。150SEK(約1800円)

1022_vivtor2_2 引き続き、このカフェでのライブ(月一回)に注目したいと思います。

チャージ; 最低30SEK(約360円)以上を、回って来るトレイに自分で入れるシステム。
飲み物のオーダーは自由。カフェなので、アルコールは無し。
企画側になんらかの公的資金援助があるのではないかと、推測中。

みんな食い入るように聴いていた。
1セットのみと書いてあったので、T君に「たぶん寝るまでには帰るよ」と言ってしまったのはうかつだった。アンコールがあり20時半に帰ると、布団かぶってふてくれていた。

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イエーテボリ日記204 にちようび

日曜日、晴れ。
1021 T君のご所望により、ボーリング場を探して街に出てみると、澄んだ寒気と晴れ間、人の少なさが、日本のお正月をうっすら思い起こさせる。

バーガーキングに寄ると、制服姿のおまわりさん数人が、ゆっくりした歩調で入ってくる。事件か!?と思ったら、普通にバーガー買ってた。
トラムやバスの運転手さんが、ラジオや好きな音楽聞いてたり、お役所のひとの鼻にピアスが付いてたりするのも、最初はびっくりしたものです。

ボーリング場は見つかりましたが、あいにく予約で一杯でした。
薄暗くて、どちらかというとクラブ風の場内で、大人も子供も、ごろごろがっしゃんと楽しんでた。

T君、眠る前の小一時間で「スウパーマン」執筆。この勢い、羨ましい。
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イエーテボリ日記203 冬支度1)

土曜日 当然のように雨
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だいぶ疲れがたまっているみたい。さすがに外に聴きに行くのは諦めて、ゆっくり過ごすことにする。
冬支度。T君の靴などを買いに行く。
半年経って、トラムにも乗り馴れた。車内の細部に愛着を感じる。
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靴の中にふわふわの綿が入ったブーツや、ゴアテクスのものがたくさん並んでいる。
みんなも、さあ買っとかないと!という感じで、慌ただしい街。
T君はゴアテクスの靴、私は膝までのロングブーツを買う。
旦那さんは、今持っている山靴でもうすこし頑張るといって買わない。

寒くて雨の多いイエーテボリでは、路面が凍って、滑って転んで骨を折ったという話を何度か聞く。靴は重要なのだ!

お気に入りのヒールが高い靴なんて履いてられないんだろうか。
滑って手とかケガしたら嫌だなあ。不安だ。

日本の友人による助言を思い出し、こちらならではの冬の楽しみを探す。
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キャンドル。
地震がなく、建物が石造りであることもあり、こちらではたくさんのキャンドルが、電灯と同じように使われています。

炎のゆらぎを見ていると、心が落ちつく。
毛糸のコースターを、もうひとつ織る。

日本でお留守番している我が家は木造なので、この冬のうちに、キャンドル・ナイトを満喫しておきたいと思います。

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イエーテボリ日記202 一歩づつ

金曜日 外に出るたび雨

1019_session 11時、Johan Birgenius(drums)が、Magnus Bergström(bass)とのセッションを組んでくれて、3人で西島曲を演奏してみる。二人のコンビネーションは、すでに2回のライブを聴いていたので、とっても楽しみだった。良いじゃない!!

12月5日にブッキングしてあるBrötzでのライブは、西島ソロでいくつもりでしたが、気が変わってこのトリオでやってみたくなって、二人にお願いしました。次は'セッション'でなく、'リハーサル'が決定。

14:30、スクールにお迎えに行くと、T君が珍しく半べそだ。
私の姿を探したけど、見あたらなくてだいぶ探したって。
えー、おったけどー?! っと思いましたが、居なかったんでしょう、彼にとっては。
ごめんごめん、雨降りで、頭にストールかぶってたからかな、、、
もし遅れても、お母さん絶対に迎えに来るからね、と言い聞かせ。

ニンゲン7年目。どんどん自立していくように見えるT君ですが、母の姿が見えなくて不安になることもあるんだな。私が毎晩のように出掛けるとき、「行ってほしくないんだよー」とか言いながら、最後には「いってらっしゃい、頑張って聴いて来てね」と笑顔で言ってくれることも、あらためて胸にどすん。母親としていいんだろうか、これで、と思ってしまう時は、こんなときだ。

*****
そんなこんなあったものの、
スクールのあと日本語補習校にT君を送ったあと、急いで帰って夕飯を作って、片付けて、私は、やっぱり聴きに出掛ける。
いまは、聴くことがひとつの活動だ。

いつの日か、T君が「それでお母さんは出掛けてたのか!」と思ってくれるように、頑張るしかない。
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Bohuslän Big Band at Nefertiti.
超満員で立ち見となる。酸欠寸前。

Nils Landgren (trombone, vocal)の唄、すごく好きだ。
そして、毎回、このチームワークに感動する。

来年2月に行われるこのバンドのあるプロジェクトで、西島オリジナルを、一曲を使ってもらえることになっています。ビッグバンドで演奏するアレンジに、夢広がる!

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イエーテボリ日記201 ミッキーの店 Puta Madreへ

木曜日、終日小雨

1018_puta1 泳いだあと、練習、レコーディングに関わる作業など。

夕方、義弟が仕事でスウェーデンに来たついでに寄ってくれました。
Malmöというイエーテボリより南にある街を経て、明日はアムステルダムで仕事だそうです。

みんなで、階下のニオパパ;ミッキーが経営するメキシカン・レストランへ。
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想像していたよりも、かなり大きくてラグジュアリーな雰囲気のお店だった。
1910年代のメキシコをイメージしているのだそうです。
10人くらいのスタッフと、いくつものフロアを持つ店内がほぼ満席の賑わい。
タコスくらいしか知らなかったけど、いままでに食べたことの無い料理を味わいました。

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実は、ミッキーには今夜行くことを知らせてなくて、びっくりしてオフィスから出て来て、歓待してくれました。
いつ会っても冗談好きで、リラックスした感じのミッキーが、こんな大きなビジネスをやっていることに、なんだか感心しました。なるほど、とも思える。

みんな満腹。兄弟で「ここはボクが」「うんにゃボクが」と言い合っている。

以前、各種雑誌などにも取り上げられており、とても人気です。
スタッフはとても親切で、美人ぞろい。
みなさん、イエーテボリにお越しの際はぜひ!!

1018_puta6 Puta Madre
Magasinsgatan 3, Gothenburg 411 18, Sweden
031-711 88 38
http://www.putamadre.se/

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イエーテボリ日記200  拍子/酢の物

水曜日 雨のち晴れのち雨

1016_brotz3 久しぶりに泳いでから、'リズムおよび拍子勉強会'へ。

もともと私は、リズムにコンプレックスがあるのに加え、スウェーデンに来てから、たくさんの不可思議で気持ちいいビートや、とても自然な変拍子を聴くので、何人かのミュージシャンに声をかけて、一緒に音を出してみることにしました。

今さらながら、私の興味は、11拍子とか13拍子とかの変拍子ではなく、普通の4/4を多面的に捉えたり、小節線を超えて、ひとつの大きなメロディの流れを作れるようになること。

ベーシストが練習場を提供してくれました。
みんなに教えてもらってばっかりで、終わる。
でもまた企画しよう!

T君と親友のR君を連れて帰る。
冷凍庫からアイスキャンデーを出してふるまうT。おかん出る幕なし。

夕ご飯がすんでしまってから、T君、明日の授業で「ヘルシーなレシピの紹介」の発表の番だと判明。写真も必要、ということで、急きょ、キュウリと人参とワカメの酢の物を作る。写真、撮る。英語で説明も練習する。

T君は、クラスのなかで、まだ「ほとんど英語を話さない」人類に入るので、もしかしたら、発表を免れるかもしれないのですが、どうなることやら。出来たらチャレンジしてほしいです。

20時半。家でゆっくりしたくもあったけど、やっぱりBrötzに行く。
音楽においては、一聞は百見にしかず、だ!
そして、やっぱり行ってよかった。

ここではフリー・インプロヴィゼーションが多いですが、今日はふたつとも楽曲のしっかりしたバンド。
一つ目のバンド;Black Dough、バリトン・サックス、秀逸。声も好き。
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二つ目はさらに好きだった。
Susanna Risberg trio;ギター、ベース、ドラムのインストルメンタル・ユニット。
たびたびトリッキーに聴こえるリズムに乗って、ギター唄う唄う、かっこ良すぎる。

1017_brotz 私のアタマの中で絡まったままのリズムの糸は、いつの日かほどけるのかしらん。
すこし気が遠くなる。

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イエーテボリ日記199 こっち来て199回目の夜に思うこと

火曜日 だいたい雨

1016_nefertiti 昨夜夜更かししたせいで、どうにもこうにも眠くて、朝の英語サークルを休んでしまった。
あとから聞くと、今日は参加者がとても少なかったとのこと。冬になるにつれて、だんだん減る傾向にあるそうです。朝8時半スタートは、日によってはキツい。
でも3人の先生は、英語がネイティブのママで、ボランティアでやってくれているのだから、こちらも頑張って行かないと!気合いを入れ直そう。

昼、こちらでのレコーディングについて、場所、日時、基本メンバーを決定。
どんどん追い込まないと、あっという間に帰国の日が来てしまいそうだ。

レコーディングとなると、やらなきゃいけないことが山のようにある。今回の場合は、電話やメールが英語になるのも、結構大変。でも、一番大切なのは、音楽そのもの。当たりまえのそのことを絶対に忘れないように。
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夜8時、Nefertitiに聴きに行く。ドラムのJohan Birgenius、ベースのMagnus Bergström とは、もうすぐ一緒に演奏できるので楽しみだ。

今夜、思っていること。
私はたくさんの友人たち、そして家族に支えられている。
こちらで出会うミュージシャンはみんなとてもオープン・マインドだし、ママ達は思いやりの心に充ちている。日本にいる友人たちは、相談があると言えばすぐに返事をくれて、落ち込んでいれば笑わせてくれたり、ブログを読んで感想をくれたり、しばらく交流がないと「カオリン元気?」と聞いてくれる。
家族は大小ふたりそろって、私がしたいことを理解してくれていて、とても協力的だ。

わたしは好きなひとに囲まれているなあ。
幸せなことだ。そう、とても幸せなこと。

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イエーテボリ日記198 異国で歯医者さん

月曜日 おおむね曇り

1015_coster2 スウェーデンに来て初めて、お医者さんに掛かりました。
T君の虫歯です。

DSゲームもお菓子も宿題も、ガミガミ言うのはお互いに疲れるものなので、基本的なルールだけ決めて、あとは自己管理させていますが、ちょいと甘かったらしい。

まだ痛がってはなかったけど、それらしきものを発見したので、早めに手を打つことにしました。

ただでさえ、歯医者さんなんて怖いものなのに、外国人の先生を前に、カチコチのT君。
椅子を倒されて口を開けまま、片手が招きネコみたいになって固まっているのを見たときは、あやうく吹き出すとこだった。

幸い、先生は女性で、写真を撮るからカメラを口に入れるよとか、麻酔をするから最初だけチクッとするけど、あとの治療の痛みを取り除くためだとか、削るときに口の中がどんな感じになるかなど、事前に必ず私に英語で説明してから、「これを彼に伝えてあげて」と言われた。患者を安心させようという配慮を感じた治療でした。

終わったら「Thank you, bye!」とケロっとしているので、あんまりいい薬にはならなかったかな、と内心思っていましたが、「もうお菓子は一生食べへん」と言っております。

ちなみにイエーテボリは、インプラントや矯正歯科の研究が大変進んでいることで知られています。また、スウェーデンでは歯の治療は矯正も含め、19歳までは基本的に無料なので、日本人ママの間でも、日本に帰るまでに矯正を!という話題がよく聞かれます。

歯医者さんからの帰りに、毛糸店を見つけたので、新しいのを買って、二人でまたコースターを織る。
外は冬空。部屋のなかで毛糸を触るのは、なんか暖っかでいい。

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イエーテボリ日記197 SPÅR 10

日曜日 曇り

朝シャワーしてバスタオルを巻いたまま、スーパーの袋にずっしりと重いお金を持たされて、魚屋さんへ。
Tくん商店。その場で釣ってくれるのはいいのだが、鰻一尾850円。
きっと天然ものなのだろう。
1014_fisherman
夕方4時。バイオリン・ソロとダンサーのコラボレーションを観に行く。
ミニシアター系映画館のような、こじんまりと雰囲気のある会場。
http://www.atalante.org/repertoar.asp?ID=521
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1014_atalante3 内容は非常に面白かった。

1910-30年ごろのパリ北駅という設定とのことで、まさにこの夏、そこを訪れたことを思い出していたけど、どの辺がそうなのかはよく分からなかった。
でもそんなことはさておき、とにかく、女性3人の演者による、シュールで痛快な好演でした。
ダンサーがこっちをひと睨みするだけで、なんとも言えない空間を作り出す。
「このひと、目だけで踊ってる」と思いました。

1014_atalante2_2 日曜の夕方5時開演というのは、とても親切と思いました。
終わってもまだ6時だったので、急いで帰ったところ、すでに夕飯と後片付けがきれいさっぱりと済んでいました。

友人の案内や、家族の協力のおかげで、金土日と良いものをたくさん観たり聴いたり出来ました。
今週は、セッションがふたつセット出来たので、私もひとと演奏出来る。
それは、とてもとても、とても楽しみです。

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イエーテボリ日記196 イエーテボリ・オペラ・ダンスカンパニー

土曜日、いつもどおり雨

1013_opera0_2_2 イエーテボリ・オペラ・ダンスカンパニー(GöteborgsOperans Danskompani)による新作の初演(プレミアと呼ばれる)を観に行く。
オペラシアターの中では、みんな少しお洒落してる。大胆なドレスの女性とかもいて、私はそういうのを着ていく場所があるって、いいなと思う。
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二つのまったく異なる作品が上演された。
ひとつ目は生のバンドが舞台上で演奏し、ダンサー達はヒョウ柄(振付家は'虎'と言っていたが)の衣装で、ストーリー性のあるもの。
後半は、未来的なイメージの、とても印象的な衣装(ウィッグと白のコンタクトレンズまで入れる凝りよう!)に身を包み、DJの作り出すビートで踊るもの。
http://en.opera.se/forestallningar/hemland-2012-2013/

交流のあるダンサー数人の顔もはっきり見える。しかし、全身全霊で踊るその姿は、ふだんとはまるで別人。かっこよくてゾワゾワする。

ダンスはもちろん、舞台セットも音も非常に見応えがあり、終わったらちょっと疲れを感じたくらい。
あの運動量や緊張感を1時間近くも保つなんて。
練習はもちろんだけど、その'チームワーク'を大変興味深く思いました。

さて、今夜は終わってからも、お楽しみがありました。
このブログにも書いている通り、夜な夜なライブに出掛けている私ですが、ライブ会場ではあまりお酒は飲みません、そもそも無い場合も多いし。ちなみに、弾くときは全く飲みません、よく聞かれるので念のため。

でも今日は、終わってぱーっと飲みに行こう!と予定していたので、一緒に観に行ったダンサー、ミュージシャン計5人で繰り出しました。あとで、今日出演したダンサー2人も合流。
真面目な話もしたけど、くだらないことでゲラゲラ笑うのは、なんかひさしぶり(ほんとかな〜?)な気がした。
やたらと、楽しかった。

まだまだ盛り上がっていたけど、すごく眠くなってきて、どこででも寝てしまう悪いクセが出る前に、お先に帰宅。0時半くらいだったかなあ。

1013_tapas最近、私はよく眠る。

今日、判明したところでは、ある友人の彼(生まれたときからスウェーデン人)は冬になるとよく寝るらしい。
日照時間が極端に短くなるのに伴い、自然にそうなるのだそうです。
してみると、私の身体も、すでにこの自然に合わせているのかも!
1013_opera3

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イエーテボリ日記195

金曜日 快晴

0 朝7時45分、T君と旦那様を送り出したあと、やむにやまれず読書。
感動の嵐で、朝から目が腫れるほど泣きながら、寒いので布団にくるまって読む。
昨夜は体調も悪く、心配ごともあって、具合が悪かったが、いまや安心して読む。
枕がびしょびしょになる。

さあ!と、いろんな用事が頭をよぎりつつ、同作者の別なのにちょっと手をつけたのが運の尽き。
訳者あとがきまで、皿をなめるように読んで、やっとごちそうさま。
ときすでに12時半。

19時、現地人ふたりとともに、'KULTUR NATTA(カルチャー・ナイト)'のひとつのコンサートへ。

あいにく、目当てのコンサートは満員で入れなかったのですが、そこは現地人と一緒の心強さ、ここがだめならあっちへ、ということで楽しくうろつきました。

途中、服屋やバーガーキングなどに寄りながら、HAGA FÖRSAMLINGという教会のなかで行われるコンサートに行きました。

私はライブやコンサートには一人で行くことが多く、それは全然イヤではありませんが、やはり友達が一緒というのは楽しいものです。

現地人のひとりが明日からレコーディングということで、カップルのふたりは少し早めに帰り、私は残って聴いていると、さらに次の催しが始まりました。楽器のほか、スクリーンが用意される。

1012haga 無声映画に生演奏の音楽が伴う、とても贅沢な企画でした。
23時を過ぎた真っ暗の教会のなかで、ますます増える聴衆。
本幕に出てるのはドイツ語かラテン語か?!字幕はスウェーデン語で、みんながげらげら笑ってもチンプンカンプンでしたが、こんな素敵な夜を人々が楽しんでいる中にいるだけで、幸せだった。

帰り道は、歩いて帰れる距離だけど、寒くて寒くてトラムに乗りました。
とっくに0時を過ぎていましたが、乗っている人たちの間には、終電にありがちな疲れた感じはなく、どちらかというと、夜はこれから!的なウキウキを感じました(実際、まだまだ終電ではない)。

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イエーテボリ日記194 通学路に上り坂

木曜日 晴れ 朝の気温が0℃となる。
通学路にあるこの坂(推定6% )も、もうすぐ凍って登れなくなるかしらん。
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朝8時半、日本の友人とスカイプ。アルバムのことで教えてほしいことなどあり、相談にのってもらう。そのあと苦手の英文メール返信など。
午後は、T君の遊びにつき合って、ほとんど外に立ちっぱなしだったので、夕方には身体がすっかり冷えきってしまった。

18時、炊飯器のコードがどうしてもみつからなくて、どんどんご飯の時間が遅くなって、最後にまさかの冷凍庫から出て来たときは、酔った私がそんなとこにしまったことは想像に難くなくて、なんかもう腹が立って来て、このさい近くのレストランに食べに行くことにしました。

あーこんな夜は、ゆっくり湯船につかって、みかんでも食べたいなあ。
ないものねだりの夜。早々に布団にくるまって本読もう。

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イエーテボリ日記193 校庭に霜、降りる

10月10日 水曜日、晴れ。

1010_shimo 朝8時。T君の通うインターナショナル・スクールで、初めての三者面談。
丸一日が面談に費やされ、授業はお休み。
父母同伴なんてうちくらいかと思いきや、むしろよく見かける。

何を言われるかと、いまだ見たこと無いような神妙な顔をして座っているT君。
あれこれ思い当たることがあるんだろう。

幸い、T君の不安とは裏腹に、EAL(英語の基礎強化クラス)の先生にも、2年生の担任の先生にも、
「彼は大変よく頑張っています。友達と上手くやっているし、英語もだいぶ上達しています。」と言ってもらえた。
「あなた方は素晴らしい息子さんをお持ちです。」なんて言われりゃ、親バカと分かってても、嬉しいものです。

担任の先生の方針に感心したこと。
面談にあたって、親から見て、子供の良いところや得意なことを二つ、これからも頑張ってチャレンジしてほしいこと一つ、考えてくるように言われていました。
同じ質問がT君本人にも与えられていて、すでに自分で書いており、さらに先生から見たコメントが用意されていました。

以外と、あらためて考えることがないものです。

おかげで私は、T君のいつも明るくポジティブで、なにか嫌なことがあっても、すぐにハッピーに戻れる性格を、あらためて誇りに思うことが出来ました。

ずっとずっと、そうでいてほしい。

そして課題は、もう少し字などを丁寧に、そして我慢を身につけること、これはまったくをもって、私に足りないものと同じなのでありました!

*******
20時半、Brötzへ。
夏には、彼のアトリエを使ったフェスティバルで、素朴で愛嬌に溢れた作品群を見せてくれた彫刻家のLoloが、今日はグルービーなエレキベースを弾いていて、びっくり。直前まで私としゃべっていて、今夜演奏するなんて知らなかった。やはりアーティストである、奥さんのモニカさんにも再会しました。

先日ご紹介した、'ヘラジカ注意'の真否がどうやら明らかに。
あの標識の近くに、こんなのがあったので!
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イエーテボリ日記192 通学路に分かれ道、そのちょっと手前

火曜日 朝かなり冷え込み終日晴れ
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昨夜は思いがけず友人が遊びに来てくれて、つい遅くまで話し込んじゃった。
楽しかったけど朝はちょっと眠いなか、朝8時半英語サークルへ。

帰ってから、各種連絡、メールやニュースなどチェックして辛ラーメン作って食べて、ちょっと練習したらもうお迎えの時間だ!
紅葉した通学路を駆け足で。
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T君連れて、アパートの隣のギャラリーに入ってみる。
いつも気になっているけど、最近展示が変わった。

温かく迎えてくれて、2階を見せてもらっていると、
オーナーが
「What do you say 'Santa Claus 'in Japanese?」
と、ソファでレゴをしているT君に尋ね、
T君が「さんたくろーす」と答えてるのが聞こえて来る。
「a-ha-!」
ちょっと笑ってしまう。

1018_g2 油絵、コラージュなどの作品もあったけど、版画が好きだった。
作家の女性は、イエーテボリ郊外に住んでいて、ピアノも弾くそうでした。
ときどき、このギャラリーでレッスンもやっているとのこと。

ほかにもコーラス・グループの練習なども夜にやっている、このギャラリーは、私たちが越して来る半年前にオープンしたばかりで、この近隣をとても気に入ってるとのことでした。
「私も好きです!」

アパートの入口で、3階に住む女性と一緒になる。
「どう?スウェーデン気に入った?」
「もちろんですよ!マダム」

ここでは、かなりの高齢でも一人で暮らすひとが、たくさんいます。
やって来る冬の話など聞きながら、ゆっくり、ゆっくり階段を上りました。
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イエーテボリ日記191 泳ぐより前に、とりあえずサウナに入った日

月曜日 晴れなんとか降らず

1008 朝6時45分。部屋の中は常時ヒーターが入っているため温かいが、外の冷気を感じる。
そして暗い。

泳いでみるものの、月曜日はやはりエンジンかからない。
そんな日だったけど、友人といろいろ話せてよかった。

夕ご飯;鶏の黒酢煮のバルサミコ酢版。雑穀ご飯。サラダ。

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イエーテボリ日記190 朝のフルーツに柿が入ってた日

日曜日、晴れ

1007 昨夜はPCのバックアップをしようとしたら、買ってきたポータブル・ハードディスクがwindows版で、フォーマットし直したり、なんやかんや、えらく遅くなってしまった。
起きたら11時半。人間、寝れると思えば眠れるものだ。日曜日よ、ありがとう!

夫子はVOLVO MUSIUMへ。
私は準備が間に合わず留守番に。とりあえず掃除から。

19時、Domkyrka近くへライブを聴きに行く。

全てベーシストによるオリジナル曲で、変則的なリフ(パターン)多数。
曲の構成に独自性があると思ったのと、ユニットとして、しっかりと信頼関係が築かれている感じが好きだ。
前から聴きたかったJoel Fabiansson(g)の演奏も、特に音色作りと、自分が登場する判断とタイミングが素晴らしかった。
ピアノの坂田さんは、今夜はエレクトリック・ピアノを弾いていましたが、アコースティック・ピアノとの違いによるストレスをまったく感じさせない演奏(本人の中では不安はあったみたいですが)、むしろにその差異を逆手に取ったアプローチで、これまたやられたな、と思いました。

メンバーは総じて若い。
この街の音楽シーンはすごいなあ。ため息でちゃうなあ。

Marie Nilsson; vocal
Otis Sandsjö; tenorsax
Joel Fabiansson; electric guitar
Naoko Sakata; piano
Alfred Lorinius; contrabass
Erik Fastén; drums

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イエーテボリ日記189 「もくもく」と「ほっ」。

土曜日 晴れ

1006_vasa 9時半、人の少ない土曜日の朝。雨上がり。

T君が週一回、インターナショナル・スクールのあとに通っている'日本語補習校'では、金曜日(国語、算数)のほか、月に一回、土曜日にも授業(書道、陶芸、図工など)が行われます。
インターナショナル・スクールで出会う日本人ママの殆どが、日本の企業に勤めるご主人の赴任で来られてるのに対して、日本語補習校の場合、国際結婚され、子供に日本語を文字通り'補習'に通わせるママが、その半数以上を占めていると思われます。

当番なので、コーヒーを煎れたり掃除したりする。
国際結婚されている方と話すのは、私の知らない世界なのでたいへん興味深い。
赴任で来られている方とも、共通項が多く、つい話がはずむ。

つまり、ずっと何かしゃべってた。

T君は、今日は、段ボールと毛糸と割り箸を使ってコースターを織ったそうです。

私はこういうことが好きなので、帰ってから早速T君に教えてもらってやってみる。
もくもくと一心に織る。
ときどき、昨日借りた Astrid Lindgren「わたしたちの島で(Vi på Saltkråkan)」を読む。

今となっては、スウェーデンの風景や生活の描写がいちいち身近に感じられ、名前にも'Johan'とか出てくると、すでに出会ったひとの顔を勝手に置き換えながら読む。

もくもくは楽しい。
もくもくと土曜日の午後を過ごす。

コースターがT君のより不細工に仕上がる(手前が私)。
1006_coster 夕ご飯。昨日、アジア食材店に行ったので、日本で食べていたような夕飯になる。

小松菜(普通のスーパーには無い)とベーコンの生姜にんにく炒め、春雨入り野菜中華スープ、ごはん、納豆(アジア食材店にて、3パックで25SEK /約300円)。
側でシチューも煮込んで、ほっとする。

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イエーテボリ日記188 やかまし村とBobo Stenson Trio

1005bobo 金曜日 すきあらば雨

朝8時半、泳ぐ。まずは頭が一度からっぽになるようにイメージする。水中の青いラインだけを見つめることに集中する。どうせまたすぐ、いっぱいになるのだけど。

午後4時半、T君のスクールのあと日本語補習校へ。
図書室で「やかまし村のこどもたち」を見つける。
小学3年くらいのときに、とんでもなく繰り返し読んだ本。
めくってみると、挿し絵も文章も生き生きとよみがえる。

あのころ、親戚の多くがお年玉をお金でくれるなか、叔父の「かずひでおいちゃん」だけはいつも本をくれた。それはいつもすごく面白くて、ほかにも忘れられない本がたくさんある。

さらに衝撃の事実は、この作者は'Astrid Lindgren'(「長靴下のピッピ」で有名な)という女性で、なんとスウェーデンの南部や各地島々が舞台となっているのだった!
まっまみーや!

1005_yakamashimura
とんぼ返りして夕飯の用意など済ませ、19時、Bobo Stenson Trioを聴きに走る。

Bobo Stenson - Piano
Anders Jormin - Bass
Jon Fält - Drums

もの凄いひとで、友人とも離ればなれになってしまいましたが、開演を待つ間、借りたばかりの「わたしたちの島で/Astrid Lindgren」を読んでいたら、見知らぬスウェーデンの人に話しかけられ、そのいきさつがきっかけで、いろんな話が出来ました。

演奏。三人とも、タッチが尋常じゃなかった。

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イエーテボリ日記187 林檎注意

木曜日 早朝激しい雨のち晴れ。

朝10時。3つ目となるレコーディング・スタジオへ試奏に。
YAMAHAフル・コンサート・ピアノ。
これまでたくさんの録音が行われいて、ミュージシャンからの信頼も厚いスタジオだ。
さあ、
私自身がレコーディングに向けて、焦点を絞らなければ。
何を、
誰と、
どこへ向けて、作りたいのか?!
そしたら、それは、どこで、いつ。

「どこへ向けて」は、これまでの私には非常に希薄だった意識で、なんでだろう。
なぜだか今回、それが重要に思えます。

演奏するときや曲を作るときは、脳みそを使わないほうが上手く行く気がするけど、アルバムや何かの形にするときには、なんにも考えないと、なんにも出来ない。

ばらばらに見えるいろんな考えや希望を、一生懸命つなげる。
小さい頭がすぐいっぱいになる。

1004_1 12:30 昨日に続き、5回目となるMori×Annaセッション。
たくさんの手応えを感じる。
二人への感謝はもちろん、最近、たくさんの素晴らしい音楽を聴ける環境にあることにも感謝。

さて、
休憩中、昨日ブログにアップした'ヘラジカ注意'の標識についてAnnaさんに尋ねたところ、「ジョークじゃないのかなあ、でもあの辺ならいるかもねー」なんてことになり、さらにMoriさんによると、最近のニュースで、ヘラジカが腐った林檎(発酵している)を食べ過ぎて、ぐでんぐでんに酔っぱらって木にひっかかってるのを、消防団によって助けられ、しばらく眠ったのち、帰って行ったのだそうです。

ヘラジカよ!君が好きだ。でも出会わないでおこう。お互いのために。

1004 夕ご飯。こちらへ来て初めての「お好み焼き」が出来上がったとき、階下のニオが遊びに来る。
ニオんちの夕ご飯はまだ出来てなかったので、ママのジェニーも呼んで、5人でお好み焼きを食べました。
そのあと、見たことのないフルーツを食べました。ジェニーも見たことないらしい。みかんのように見える皮は、実は固くてプラスチックのように割れてはがれます。

口に入れると一瞬ぽにょっとして、種がやたら多いので、あとは口の中がじゃりじゃりになる。いくら口の中で種と果肉の選別を試みても、結局のところ、じゃりじゃりになるのだった。

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イエーテボリ日記186 ヘラジカ注意

水曜日、だいたい雨。1003_1_2
11時、Mori×Annaセッション。
このトリオでの演奏も4回目となり、ますます充実して来る。
ふたりが曲をよく把握してくれて、余裕が生まれる。
さあ、ここからがスタートだという気持ちもある。

14時半、小2のT君と小1R君をスクールに迎えに行って、家に連れて帰る。
R君は、T君いわく「Rは親友」。二人でずっと仲良く遊んでる。
おかげで、私はさっきのセッションを録ったのを邪魔されずに聴く。

話をちらっと聞くと、「オレがさあ」とか「お前がさあ」とか言ってる。
私は「うちのおかん」になって、おやつのホットドックと牛乳を持っていって、そそくさと消える。
そのうち、「あーそこ置いといて」とか言われるんかな。
1003_vasa 夜8時'Brötz'へ。さすがに暗くなってきたので、人っ気のない徒歩の近道はやめて、トラムで行く。

今夜はスイスからのピアノ・トリオ。
フリーの要素と、作曲の要素のバランスが、非常に好きだ!
トリッキーなビートが多いけど、とても自由に演奏しててカッコイイ!
帰りに話が出来ました。ここまで紆余曲折を経て、4,5年このメンバーでやっているのだそうだ。ベーシストの曲が多いらしく、ピアニストのFabianは、曲を完全に自分のものにするのに、最低2,3ヶ月はかけている、と話してくれた。いいバンドだ。
継続もまた、力なり。

FM-trio

Fabian m. Mueller (piano)
Kaspar von Grünigen (contrabass)
Fabian Bürgi (drums)

http://www.fmsounds.ch

こんなの発見。一見可愛いけど、ホントにおるなら怖いです。
1003_herajika

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イエーテボリ日記185 カルピスが好き、カタカナが好き、このフォントが好き。 

火曜日、雲り夕方晴れ。英語サークル、プール、家庭的用事。Calpis

ますます英語力が足りないと日々感じるので、ニュースを日本語グーグルでチェックしたあと、International Herald Tribuneを見るようにしてみたり、BBC Learning Englishを聞いたり。しかしすでに発音はとうていT君にはかなわない。

言語とは文化そのものだと思うので、スウェーデン語を学びたいのはやまやまだ。
旦那さんは9月から、週一回スウェーデン語を習い始めていて、羨ましい。

その一方で、スカンジナビアの多くの人が、何事でもないように英語を使うのは、広い国土に母国語の異なる人がたくさん住んでいるため、またテレビでたくさんの英語が流れるため、共通語としての英語が必要となる機会が多いからのようです。日本に住んでいると、それがない。

だからここでは、英語力は基礎体力のようなもの。
英語さえ出来れば、用事も済むし、込み入った話だって出来る。
逆にこれなしには、はっきり言ってお話にならない。

これまであまり世界(どころか世間と言っても良い)に目を向けていなかった私としては、「英語で考える」ということ自体が、世界に目を向けるということです。

国際ニュースで今日一番に報道されていることは何なのか?
日本のニュースに挙がったもののうち、国際的に報道されたのはどの記事か?
もちろん、日本のローカルなニュースだって、大事なことです。

Zoom up と Zoom in を自在に行えるようになりたい。

勉強、勉強。

さて、そんな午後、同じインターナショナル・スクールに通う日本人ママから、お好み焼き粉、カルピス(原液)などを頂く。大企業の赴任で来られてるので、送料無料で日本食を注文出来るのだそうです。いいなあ!
でも、ついつい買い過ぎて賞味期限がせまってしまうとのこと。
よろこんで頂きます!
おやつにカルピスとビスケット。T君と向かい合って話す。
いいじゃない?この構図。

英語だいじ、わたし日本人。

今週は、セッションやスタジオ試奏のほか、いくつか聴きたいものがあるので、外出に備えてせっせと常備菜、総菜を仕込む。
ひとりぼちぼちワイン飲みながら、栄養のあるもの、食べたいものを作っていくのは、好きな事。
ひとりぼっちで洗濯物を干すのとたたむのは嫌いです。
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イエーテボリ日記184 VIKTORS KAFFE

10月1日月曜日 終日雨。
朝6時半の空。だんだん薄暗くなっていたが、とうとう真っ暗となる。
プールへ行ってのびのびとぽかぽかを手に入れたのち、家で雑用など。

T君に初めての虫歯疑惑(ほぼ間違いない)浮上、歯医者さんを予約。
電話すると、スウェーデン語の自動メッセージになったのでお手上げ、英語でメールを出してみる。
幸いすぐ返信が!こちらの病院がなかなか予約出来ないことは聞いていたが、思ったよりあっさり(2週間後)にとれました。
1001_viktorskaffe 19:00。だいぶ前から楽しみにしていたライブへ。
こちらへ来て圧倒されたミュージシャンのひとり、
ベーシストNina de Heney さんのソロ・インプロヴィゼーション。
http://www.myspace.com/ninadeheney

先に演奏されたAnna Lindal さん(violin)も超絶。どうなってるんだこの街は!
http://annalindal.se/

目の前の空気が音も無く切り裂かれたかと思えば、ざらざらの線が何本も引かれ、煙は立ち上る、弾む球は飛び交う、
偶然ふたりとも弦楽器でしたが、線のほか、点、そして面さえも生まれてくるのだった。
まさに’Amazing ‘もしくは’えらいこっちゃ’と思いました。
その二人が最後に一緒に演奏した場面については、、、私の文章力では表現出来ない。

Ninaさんにはたくさん聞きたいこともあって、なんとしても一緒に演奏してみたい。以前から、セッションでもレッスンでも話だけでも出来る時間がほしいとお願いしていて、今日も食い下がってみましたが、やはり年内はどうしても無理とのことでした。
誠意を込めてその忙しさと、今抱えているものを大切にしたいことを説明してくれる。諦めずにまた演奏を聴きに行って、年明けを待ちます。

ほぼ月に一回、インプロヴィゼーションのライブを行っている、この小さなカフェ’Viktors Kaffe’  も好きな空気でした。
http://www.facebook.com/improvisations.goteborg

21時半。イエーテボリの木々も紅葉。雨に光ってる。
1001_vasa

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イエーテボリ日記183 江戸時代ごろのイエーテボリ

日曜日 曇り  T君通り過ぎたあとで、マンガのように目を飛び出させて引き返し、「犬が運転してるんかと思った」日。
0930_driving_dog 今日は、とことんT君と一緒に遊ぶ日曜日と決める。

といいつつ、朝は、私も眠りたいだけ寝る。
ニオとTが遊ぶ声がしていたのだけど、なおも寝ているとそのうち静かになる。
下から帰って来たT君、「朝ご飯、もうニオんちで一緒に食べて来たよ」。

11時半 マクドナルド「ハッピーメニュー」
12時半 映画「Sammys äventyr 2 (スウェーデン語吹き替え版)」
3Dで舞台は海中。ストーリーはともかく、亀やうつぼ、提灯あんこうなどと、まるで一緒に泳いでるみたいで楽しい。

15時 イエーテボリ市博物館と図書館へ
0930_dress1 シルバーで出来た素敵なワンピース。思わず「着てみたい!」と思ったら、持ち上げられるようになっていて、その重さ10KG。
実は戦い用で、鎧のようなものでした。
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18世紀ごろのイエーテボリの町並みや、中流家庭のインテリアの再現などが、面白かった。当時のファッションをCGで試着するコーナーも。
けっこう似合ってる?
0930_18thfasion

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