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イエーテボリ日記60 パン粉/宿題

水曜日晴れ。終日、新曲を練習など。

夕方、スーパーへ鮭に付けるパン粉を買いに行ったものの、スウェーデン語を調べて来るのを忘れた。

こちらでは生パン粉みたいなのは無くて、細かい乾燥タイプのものが一般的みたいです。

雑穀類、粉類(ケーキやパンのミックス等も豊富)、ココナッツなど、似て非なるものは多数あり、以前に薄力粉を買うのにも下調べは必須でした。

見分けの付かない袋類や箱が並ぶ中、この絵を発見したときは、「デザイナーさん、ありがとう!」と思いました。
Strobrod 果たして帰って開けてみると、これ以上無理なくらいに細かく粉砕された、茶色い全粒粉タイプでした。

T君の宿題をみる。
英語のクロスワード・パズル。

小1の宿題なのに、私がヒント文の一部が分からなくて、完成できないのは情けないことでした。当然、ちんぷんかんぷんのT君を途中で無罪放免とし、私は辞書ひいて完成させ、ようやくすっきりした。誰の宿題やねん。

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イエーテボリ日記59 よそのママにもキッス

Tandn0529火曜日、肌寒い。スプリング・コートを着ている人も。

英語教室のあとちょっと泳いで、今日は少し作曲が進んだ。

スクールから家に戻る途中で、T君がニオ君の部屋をノックすると、服を着てないミキ(パパ)が出てきて、私は飛んで階段を駆け上る。
ちょっと経ってから、今度は服を着たミキが部屋に来て「Sorry,sorry,Tくんだけと思ってさ」とやたら私の肩をなでるので、また顔が赤くなってくる。

今日の夕方ニオを預かってくれないかという話で、それはもう「喜んで! 」なわけで、そうでなきゃ、T君をコンピューターゲームに子守りさせてばかりなのだから。

4人で夕ご飯を囲む。ニオは牛肉とアスパラのオイスターソース炒めをおかわりしてくれた。よっしゃ。みそ汁(ミソソッパ)は好きと言ったのに残してた。毎日来たっていいんだよ、ほんとに。
スウェーデン語の「今日」と「明日」を、ニオ先生に習う。

こちらでは、友人同士はよくハグをしたり、男女の場合はさらに頬と頬を合わせて軽くキスしたりします。
ミキのように、挨拶しながら腕や肩を触る人も多く、スキンシップで親しさを表すようです。

こないだのアビーさよならパーティで、ママ友にキスするパパを何度か目撃したときはちょっとびっくりした。

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イエーテボリ日記58 日本を想う日

Yoshimi 月曜日、晴れ。

T君をスクールに送り、35分泳いで、ちょっとピアノ弾いて、でもなんとなく冴えなくて、なにかと日本に思いを馳せる一日。

私には、多くはないけれど、応援してくれる人たちがいる。

そのひとり、YYさん。とても忙しいので、ライブにはなかなかお越しいただけないものの、とても筆まめな女性で、日本では手紙をよく頂きました。

スウェーデンに発つにあたって、素敵なプレゼントを送ってくれました。
鍵がしまえるキーホルダーと小銭入れ。

こちらに着いてからはよくメールを頂きます。
いつも私と家族の健康を気遣いつつ、ブログを楽しんでいると書いてくれて、それは本当に嬉しい。

誰かが自分が何かを作るのを待っていてくれる。

て、本当に幸せなことだと思う。

夕ご飯;ざるそば、つゆ(ベースの森さんにいただいた'かえし'とかつおダシを1:3で。昆布は使わないとアドバイスされた)、卵焼き、海苔、キュウリとわかめとツナの酢の物。

こんな日は早く寝て、また明日からがんばろう。

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イエーテボリ日記57 さよならアビー・パーティー

日曜日 快晴。

昨夜はよく飲んで、いつものパターンで来客が帰る前に寝てしまった。
起きたら、昨日海で日焼けした背中が、ツートンカラーにまっかになってた。ひりひり。
Goodbye_abby
午後、Slottsskogs公園で「さよならアビー・パーティ」がありました。
T君のクラスの友だち;アビーがもうすぐアメリカに帰ってしまうお別れパーティー。

アビーは英語が上手(当然です)で活発な、クラスのリーダー的存在の女の子。
アビーのママ;レイチェルも話しかけ上手で、親しくなりかけたところで、ちょっと寂しい。

あるママがメールで「アビーには内緒でね」と企画してくれたもので、とても素敵なアイディアでした。

前にも書いた通り、家でのT君を見るのも良いですが、友だちの中で遊んでいるT君を見ると、とても安心で幸せな気持ちになります。

私もすこしずつ友だちの輪が広がっていますが、今日のように、みんなはすでに仲良しで大人数のパーティーとなると、少し仲間に入りにくくになってしまいました。T君のほうがずっと仲良くなるのが上手です。

背中のツートンカラーを色補正しようと、今日も肩を出していたため、帰る頃にはますますひりひりがひどくなりました。

昨日会った安藤さん、toriconeさん、優作くん、我が家の6人で、伝統的スウェーデン料理のレストランに行って、晩ご飯を食べ、しりとりなどして遊びました。

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イエーテボリ日記56 Amundön島で安藤明子さんを聴く

土曜日、雨のち晴れ。

雨が上がったので、ハンバーガーを作ってStora Amundön島へ。
果物、ワイン、水着なども忘れずに。

この美しい島に来るのは2度目ですが、今日はお客さんが加わる。
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うたとギターの安藤明子さん。京都のHiFicafeさんや100000tさんといった辺りから誉れ高く噂は聞いていたのですが、お会いするのは初めて。

友人と2人で旅をされているとのことで連絡をいただき、この島で落ち合うことが出来たのでした。ジュニア・ギターを背負ってひとりでやってきた安藤さん。
Amund_0526_2
旅行中に作った曲をうたってくれました。
その音は、この異国の海岸で、まるで風が吹いてきたように響いて、胸に深く沁みました。

「ギターちょっと触らせて。んー、ちっちゃいね。あれ、チューニングが合わない。」「そうなんです、気にしたら負けなんですよ。」
Amundo_0526_6
至福の時間が流れ、島から帰ると、今度は旅の道連れ;イラストレーターのtoriconeさんも加わり、うちでご飯を食べて楽しみました。T君の部屋にこんなん出来てた。
Amund_0526_9_2

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イエーテボリ日記55 日本から来たひとたちの活躍

金曜日 晴れ。

T君、スクールが14:30に終わったあと、今日から週一回、日本語補習校へ。

私はT君を送り届けたあと、ギタリストの市尾優作くんのプロジェクトの発表を観に、先日出会ったばかりの日本出身女性ダンサーと一緒に行くことにしていました。

彼女の車に便乗させてもらって話してみると、私たちの子供が同じクラス(全6人)であることが分かりました。

音と踊りと布のテキスタイルによるコラボレーション・パフォーマンス。
詳細はこちら→http://goteborgartperformance.blogspot.se/
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ギタリストの優作君の演奏を聴くのは、初めてでしたが、極上のピアニッシモ(ものすごく小さい音)から演奏が始まりました。それは技術的にとても難しいことでもあり、それをこの場面で選んだことを素晴らしいと感じました。

会場は、公共施設らしく、撤収の時間に間に合うよう、観客も加わって片付けを手伝いました。そうこうするうち、新たに、こちらで活躍する日本人ダンサーやバイオリニストなどの友だちが出来ました。

この街は、自然と人が出会えるように出来ているようです。
そして、日本から遠く離れた地で、予想以上にたくさんの人が日本からやってきて、活躍していることを嬉しく思いました。

カオリン、こんなに夜な夜な出掛けて大丈夫?と思っている向きもあろうかと思いますが、こちらでは6月上旬から8月にかけて、街全体が夏休みになってしまうのです。
ライブハウスや、シアターは秋口まで、そして近所のお気に入りデリカッセンまでが7月中閉店してしまうと、昨日分かりました。

それまでに、観れるもの聴けるものは、じゃんじゃん足を運ぶつもりです。
家族のご飯も洗濯もしていますのでご心配なく!

でも明日くらいはのんびりしようかな。
海に行くつもりで、日焼け止めと紙パックに入ったワインを買って準備万端。

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イエーテボリ日記54 財布を忘れてBrötzへ

Brotz_0524_2_3 木曜日晴れ。今日も空が青い。そしてすごく眠い。
T君送って、帰って寝て、朝ご飯食べて、泳いで、お迎え行って、洗濯物干して、ハンバーグ作って、夕飯のあとちょこっとだけピアノ弾いて、さて、今日のお楽しみは。

夜8:30。私のお気に入りの場所になるに違いないライブスポット;Brötzへ2回目の訪問。
前回同様に二つのユニットが出演する。そのなかで、素晴らしいベーシスト;Nina de Heneyとドラマー;Anna Lundに出会うことが出来ました。

彼女たちは完全にフリーな即興演奏を行いました。

全ての音に必然性があること(惰性で出す音が存在しないこと)、

どんなアプローチ(激しかったり、楽器を通常とは違う手法で弾いたり叩いたり等)のときも、その音色が美しいこと、

その2点は、私が特に大事にしたいことだと確認させてくれる、緊張感のとぎれることのない演奏でした。

ステージ上では男性的に見えた2人ですが、話してみるとNinaはとても静かで優しいたたずまい、Annaは21歳の女性らしいチャーミングな印象でした。
Brotz_0524_1 そんな今夜、ワインをついでもらったあとでお財布を忘れたことに気づきました。
「来週も絶対来ますので、、」などと言い訳をすると、
「いいって、forget about it!」と何ともはや、おおらかなのでした。

ちなみに二つユニットが出演して50クローネ、グラスなみなみワイン25クローネ。
合わせても1000円以下。どんな経営?ミュージシャンのギャラは?なんてこともついつい考えてしまうのでした。来週も行かないと!

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イエーテボリ日記53 曲が書けたから良しとしよう

水曜日 快晴。

日本の初夏にも近い日射しと暑さ。
でも、ある人に訊いたところでは、今日は特別に暑くて、7月の一番暑いときでもこれ以上のことはあまりない、とのこと。

朝の空はとても青かった。そして日本の秋のように高く感じた。

今朝はなんとなくプールへ足が向かず、T君を送ったらすぐ帰ってきた。
バラードが一曲かけた。今日は詩もすぐついた。

夜7時半。今日もDANCE & THEATER FESTIVALの中で観たいものがあり、オペラハウスへ。

トラムの中で今日書いた曲をiPodで聴いていると、うっかり乗り越してしまった。
これまでの行動範囲では、駅と駅は歩いてもすぐだから、とタカをくくっていると、走るわ走る。
高速道路へでも入ったのか思いきや、大きな橋を渡ってGöta川を超えてしまった。

引き返して、オペラハウスに着いてみると、チケット完売。甘かったなあ。
別な会場に寄ってみる。すでに開演していてチケット売り場、閉まってる。

さすがに諦めて、すこし散歩して帰ると、シャワーを終えたT君が、裸で「マンマミーヤ!」と歌いながら踊っていました。ダンス、観れた。
ダンサーは寝室へ消えたきり、アンコールはありませんでした。

写真;夜9:20。まだ西日がまぶしい。
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イエーテボリ日記52 DANCE & THEATER vol.2

火曜日、晴れ。初夏の日差し。

0522_3 夜8時。Stora Teaternへ。
Eszter Salamonによる「TALES OF THE BODILESS」という作品。
素晴らしかった。
とてもimaginative。
inspirationたくさん。
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こじんまりした古い円形の劇場の中、
最初15分近くをかけて、ほぼ完璧な闇が作られていったあと、

映像、ふたりの男女のダンサー(動きは殆どない)、いろんな方向から聴こえてくるpillow talkを思わせるような男女の会話や台詞、幻想的な照明、心地よいノイズ(ただし隣のマダムはたびたび耳をふさいでいた)などが展開した。

英語で意味の分からないところを、最初は一生懸命理解しようとしていたけど、だんだんそんなことはどうでも良くなって、ただ言葉が心地よく響いては、流れていった。

* * *
私には、酔うと必ずと言っていいほど語ってしまう「人類滅亡説」がふたつあるのだけど、今日の作品はそのひとつを思わせた。
人は、実体の無い人やものを愛することが出来る。
もしかしたら古代からそうだったかもしれないし、インターネットがそれに拍車をかけていることは間違いない。
そのことは、人類をどこへ向かわせるだろうか。

* * *
開演前、フェスティバル初日にオペラハウスで公演した、2人の日本人ダンサーと偶然一緒になり、関係者枠で入場させて頂いた。終演後、3人でちょっとだけ飲みました。揃ってとても素敵な女性で、何だかわくわくする出会いなのでした。

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イエーテボリ日記51 セッション4

ベーシストの森さん宅に、またお邪魔する。これまでと同様に私のオリジナル曲を演奏したのだけど、今日はテンポやアプローチについて別なアイディアを試したりした。

一般的リハーサルのなかには、時間などの制約上、主に曲の把握だけで終わってしまうこともあるのに対して、こうして演奏をより深めていく機会はとても貴重だ。

私の曲には即興のスペースも多く含まれるが、それをより自由に、より広がりのある、そして常に新鮮な演奏をするためにこそ、曲を繰り返し演奏したり、細部を検討することが必要だと感じる。

ここスウェーデンでいま自分の楽曲が鳴っている、、という感覚は、セッション4回目となる今日も、なんかとても不思議な感じ。

やはり日本食の話題には花が咲き、今日は蕎麦つゆなどに使う、お手製の「かえし」まで分けていただいたりで、森さんにはダブルにもトリプルにも、感謝なのでした。

夜、家族でサッカー観戦へ。
殆どスポーツ観戦をしたこと無い上に、欧州サッカーというのがどんなものか、噂でしか知らなかった私は、自分から「私も行く〜」と言ったくせに、もうまるで楽しめなくて、というか限りなく苦痛で(詳細は控えさせていただきます)、ぐうの音も出ないほどに疲れきって帰りました。
こんな晩は、お風呂にゆっくり浸かりたい。ああ、お風呂入りたい。
せめて明日プールで気がすむまで泳ごう。Football_2
Football_1

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イエーテボリ日記50 いざ、りざべりへ!

Liseberg_2 日曜日。気持ちのよい晴れ。

朝9時にNeoがパジャマで上がって来る。T君  、やっと起きてむにゃむにゃと階下へ。
また戻ってこない。
昨夜みんなでご飯食べたまんまに残っていたお皿とか、片付ける。
シャンプーして、ピアノちょっと弾く。

午後、イエーテボリの誇る遊園地「liseberg」へ。

旦那さんはこうした乗り物が苦手な上に二日酔いらしい。T君とジェットコースターなどの乗り物で久々に絶叫して楽しいことこの上ない。わたくしはこうした遊びが好きだ。

綿菓子を見つける。30クローネなので日本のテキ屋より少し安い。
芯の棒は割り箸でなく、こんな紙を巻いたものでした。
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大きなレストランもあって、「今日はここで食べて帰ろう!」と私がはしゃぐと、
T君が「ボクあした学校だから家でゆっくり食べよう」と。完全に親子逆さま。

しかしこれは乗れないなあ。
ものすごい高さのタワーに座って上って、すっとーーーん。いやいや。ぜったいいや。
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イエーテボリ日記49 椅子を借りて招く

土曜日、降ったり晴れたり。

朝9時半、今日はT君の方が待ちきれずにNeo君んちへ。それきり昼まで帰ってこない。
朝ご飯食べてたのに、また朝ご飯をごちそうになったらしい。T君いわく、「ボクもう朝ご飯食べた」の言い方が分からなかったそうですが、そのわりにはおかわりしてたって?

午後2時頃、ピアニスト尚子ちゃんちでマリオゲームをする約束をしてあって、お邪魔する。
T君だけ預けるつもりが、パートナーのユエルがマフィンを焼いてくれたりして、結局わたしもお邪魔してしまう。

午後6時、初めて階下のNeoファミリーと一緒にご飯を食べる。椅子が足りないので持って上がってきてもらう。お皿も足りなくてキャンプ用のとかを出して、お粗末なもてなしにも関わらず、美味しいよ!とか言ってくれる。みんなでワインをたくさん飲む。

同じ一人っ子の男の子がいて、Neo君とともに海外に住んだこともあるということで、子育て、仕事、社会文化談義?とにかく話が尽きない。
彼らの部屋に降りて、また飲む。

ずっとそこで過ごしたかったのに、突然、わたしは眠くなってしまった。私だけ先に帰ると言ったのだけど、おひらきとなってしまう。それまで絶好調だったT君は、部屋に上がるとスイッチを消すより早くスイッチおちました。そりゃそうだ。

幸運にして、私たちは日本に居るときから、隣人に恵まれるみたい。
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イエーテボリ日記48 DANCE & THEATER FESTIVAL始まる

金曜日(休)、だいたい晴れ。

昨日(木曜日)はAscension Day (キリスト昇天祭)で祝日。「復活祭」も実はよく分かってない私には、全然分からないけど、とにかく休み。お店も閉まってるところが多かった。そう言えば昨日Brötzで話した女性は、昇天祭はとても重要な祝日だと言っていたなあ。どんなふうに大事なのか、もっと訊けばよかったなあ。

それで、きょう金曜日は平日なのだけど、学校は休み。つまり木から4連休。こないだも火曜が祝日で、前日月曜も休みになってた。振替休日とかじゃないから「ついで休み」と呼ぼう。なかなかに母泣かせの習慣です。

なんだかんだとT君とともに一日をやり過ごし、
0518_1 旦那さんとシフトチェンジして、午後8時、「Gothenburg Dance & Theater Festival」のひとつをオペラハウスに観に行く。
きょう5/18から5/26まで、街中のいろんな会場で、ダンス(バレエ、舞踏などを含む)を中心としたパフォーマンスや映像などを観ることが出来る。ぜひあちこち行こう。

今日のは、期間中の数ある作品中でも、いわばこけら落とし的なものなのであろう、大きな舞台で見応えがあった。

私が日本で共演したり、観たりしたダンスパフォーマンスの殆どは、もっと小さい場所で、音楽は生、内容は即興性の強いものが多かった。その緊張感が持つ魅力をあらためて感じたりもした。

写真は、講演後にロビーで余興的に行われたパフォーマンス。こういうの、好きだなあ。
0518_2 気づくと23時を過ぎていて、昨夜とは対照的に、分かりやすい場所なのにバスを乗り間違えて、途中で気づいて降りた。金曜夜の街はものすごく賑わっていて、飲んで騒いでいる人もたくさん。でもあまり危険とかいう感じはしなかった。

NYでもパリでもアムステルダムでも、夜の独り歩きが危険と思ったことはない。
まあ、危なそうという理由で、聴きたいものや観たいものを諦めるのがすごく嫌で、少々意地になってる感じ。一応用心しながら、てくてく。



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イエーテボリ日記47-2 音を純化/ビッグアップル発見?

まさに、この日を待っていた。

午後8時。小雨降る中、道に迷いながらもたどり着いた場所に、直感的に神戸ビッグアップルと限りなく似た匂いを感じました。
足を入れたはたから、オーナーや、ミュージシャン、同じテーブルの聴衆と自然にたくさん話をすることが出来ました。
森さんや坂田尚子さんの話題が出たり、再来週には先日セッションしたばかりのドラムのヨーランさんも出演すると分かりました。
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日本のどこに住んでいるの?と訊かれ、「神戸。そして神戸にはビッグアップルがある」と宣伝。

この夜、とてもユニークな二つのユニットが演奏しました。
パフォーマンス、映像、各種楽器、タップダンスなどなど。

それらが震わせた空気は、私の心身にダイレクトにしみ込んでいって、
少し前に感じた疑問;
私にとって「即興」とは;
音楽をより純粋な「音」に純化する試みであると感じました。

ひとつ目のユニットが演奏しているとき同じテーブルに座っていた、ちょっとコギャル風の女の子が、二つ目のユニットのベーシストでした。
4人のメンバーはそれぞれ素晴らしい即興アンサンブルをしましたが、中でも彼女が演奏中にとったアクションは、私の耳に、抜群の集中力をもった、研ぎ澄まされたものに聴こえた。
Brotz0517_2 私にはイエーテボリ滞在中に、レコーディングをするという目標があるのですが、
今日はもうひとつの目標が出来ました。
この「Brötz 」で演奏したい!

23時半、まったく迷うことなく、行きとは違うルートでトラムで帰ることができたのは、脱力的方向音痴の私としては奇跡的でした。
人生そんなものだ、と妙に納得。

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イエーテボリ日記47-1 ミイラが武器について考える

木曜日祝日、午前。くもり。

昨夜はけっきょく、階下のNeo君んちにT君を迎えに行ってワインをよばれ、ミイラとりがミイラになって、夫婦ともども遅くまで話し込んでしまった。

朝寝坊していると、Neo君がパジャマで上がって来た。一緒に朝ご飯食べる。
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Neo君の母国語はスウェーデン語で、2年ほどオーストラリアに住んでいたことや、テレビなどで聞く英語の知識を駆使して、英語で話してくれる。ときどき「ゴメン、俺の英語あかん!」みたいに頭を抱え込むのが、これまた可愛い。こちらこそゴメンね。

T君とNeo君は、よくポケモンカードを使ったバトルやトレードなどをやっていて、その会話を小耳にはさんだところでは、
「This and This, OK?」「No!」「Can I?」「Ya.」
みたいな感じである。ほぼそれで成立しているみたいなのだけど、たまに互いの要望が相容れないのか、空気が緊迫していることもある。
が、そんな段階で親が介入するのは馬鹿げたことなので、知らんふりをしておく。
それでも今のところ決裂したことはない。

異なる言語や文化の中で、思いやりをもって交流を進めることは、ときに忍耐を必要とする。
子ども達は、自分の大切なポケモンがカードを取るか取られるかという、とても差し迫った状況のもとに外交術を学んでいるのであって、それはとても貴重な機会だなあと思う。
Neoandt
さて、
T君が、発砲スチロールで作った鉄砲を持って来たとき、
普段は優しいNeoが、「I don't like weapon.」と言って、断固としてその遊びを断りました。
私も鉄砲が好きではありませんが、「こどもなんてチャンバラや鉄砲遊びが好きなもの」、と容認していました。

大袈裟なようですが、この国が2世紀にわたって世界大戦を含む数々の戦争に対して、「中立政策」を貫き、戦火を交えていない背景を感じました。

ほんと、書くと大袈裟だけど、「人を人が傷付けてはいけない」という気持ちが徹底しているんだと思い、
そんなNeo君がかっこ良く見えました。
T君の無知は、言うまでもなく、それを教えていない親の責任なのです。

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イエーテボリ日記46 忘れ物/はっぴーメニュー

  Macd_2 水曜日、雨とか曇りとか。

昨日は、プールにシャンプー、リンス、洗顔ソープを忘れ、
今日はきょうで、水着とゴーグルと帽子を置いて来た。

お迎えのあと、T君につき合ってもらってプールへ戻ると、全部見つかった。
とこまではよかったけど、マクドナルドをせがまれる。

子供向けセットメニュー「ハッピーミール」は、バーガーとポテト、飲み物、おもちゃがセットになっている点では、日本の「ハッピーセット」と一緒。
ただ、こちらのは紙箱に入っていて(切り取って遊べるようになってる)、さらにサイドメニューとして人参かりんご(選べる)付いている。

せっせと泳いで、ポテト食べて、わたしなにやってんだろ、、な一日。

T君、階下のNeo君とすっかり仲良くなって、夕ご飯までよばれる。

*1 写真はある日のハッピーメニュー。おもちゃは選べません(箱は女の子向けだった)。
*2 ポケモンカードは商品に含まれません。

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イエーテボリ日記45 10年ぶり?ジャムセッションへ

火曜日、曇りのち晴れのち小雨。
夜8時、イエーテボリでたぶん一番有名なジャズクラブ;NEFERTITIのジャムセッションへ。
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ジャムセッションとは、飛び入り可能なセッションで、京都から東京へ移住したばかりのころは、よく行って友だちを増やしたものでした。ホスト・ミュージシャン(ジャムセッションをコーディネートする雇われメンバー)もよくやったなあ、つまり10年ぶりくらいか。
ジャムセッションは苦手だけど、運良くば、友だちを見つけられる。

この日は、ホスト・ミュージシャンによる、伝統的ビバップスタイルに基づいた演奏に続き、ある意味、典型的な「ジャムセッション」が繰り広げられました。40人以上かと思われる聴衆が歓声を上げたり、リラックスした感じで楽しんでいました。

なんとか心と耳を柔軟に開こうと努力したけども、難しかった。とうとう誰ともひとことも話さず、音も出さず、1時間ほどして帰ってしまった。
なんか自分で殻を作ってるみたいな気持ちになって、ちょっと悲しかったけど、ま、しょうがない。

昨日の森さんとのトリオセッションが、どれくらい貴重だったか、あらためて胸にしみてくる。
Nefe_0515_1 ともあれ、
NEFERTITIは、私のアパートから歩いて10分ちょっとの距離にあり、スタッフは非常に感じ良く(お客としてはもちろん、出演する際にも重要なことだと思う)、しっかりしたPAを持っている、大変よいクラブであることが分かりました。雰囲気としては、ブルーノートでも新宿pit inでもなく、「京都RAG」と思いました。
懲りずにフットワーク軽く、出掛けようと思います。

今日、笑ったこと。午前中の英語教室で話が脱線したついでに、「みんなは義母に対しても『母の日』を祝う?」と私が投げかけると、ある女性が「政治的な意図から、むしろ実母より盛大に祝うわよ」といって片目をつぶって見せたので(しかもかなり長い間つぶっていた)、大爆笑になりました。

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イエーテボリ日記44 セッション3/事件発生

月曜日。いちにち小雨。

Session_0514_1_2 朝11: 00、ベースの森泰人さんと3回目のセッション。森さんが、所属するビッグバンドの練習場で、ドラマー;Göran Kroon氏を加えたトリオでのセッティングをしてくださいました。

私のオリジナル曲やアレンジ曲を、2人は初見ですーいすいと演奏。

こんなに早い時期に、第一線で活躍するミュージシャンと音を出せるなんて。
演奏を楽しむというより、緊張感でいっぱいになる。それはとても良い緊張。

それにしても、私の譜面は完成度が低い、と反省。
言葉での補足が必要な部分が結構ある。普段は意識してないけど、英語になるからはっきりと分かる。

いつだってリハーサルの時間は限られている。
曲の進み方などについては、言葉で補足する必要のない譜面を準備するに超したことは無くて、
「ダルセーニョのあと何処に戻るんだ?」なんてことにはなるべく時間を使わず、
曲を作ったときの気持ちとか、もっとイメージが湧くような要望は、必要に応じて伝える方がいいと思う。
うん、極めて当たり前。

とにかく、森さんとヨーランさんの深いミュージシャンシップに感謝した、貴重なセッションだった。
またぜひ一緒に演奏できるように、2人にお願いしました。
Session0514_2
さて、
午後にはちょっとした事件がありました。
そんなこんなでスクールへのお迎えに、私が10分遅れてしまったところ、T君がどこにも見あたらない!教室はすでに鍵が閉まっているし、半べそパニックになる私。

結局、彼はひとりでトラム2駅分を歩いて帰って、アパートの前で泣いてるところを見知らぬ女性に保護されていたのでした。
「少し遅れるかもしれないけど待ってて」と言ってあったのに、
「お母さんは演奏に一生懸命で、ぼくのお迎えを忘れていると思った」、そうです。
そんなわけないやん!と抱きしめて泣いてしまいました。

担任の先生ほか、まだあまり面識のないママにまで心配をかけてしまった。
一方、そのママが「遅れそうなときは電話して」と言葉をかけてくれて、番号を交換したりも出来ました。

私にとっては、こちらに来て一番の、心臓がおかしくなりそうな出来事でした。
一緒に迎えてくれた森さんが、「じゃあ、きみはもうお迎えがなくても帰れるってことだよねー」なんて、私たちを笑わせてくれました。
すでにけろっとしているように見えたTくんは、振り返ると車の後部座席で眠っていました。

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イエーテボリ日記43 呑んだ後の〆

日曜日、晴れ。

T君、昨日ともだちになったばかりの階下のNeo君んちに遊びに行って、長いこと遊ばせてもらう。
あとで聞くと、wiというゲームをしてたらしい。

午後2時、イエーテボリ在住4年目のピアニスト;坂田尚子さんが遊びに来てくれる。
彼女とは、日本で何回か会っただけなのだけど、なんかそんな感じがしないひと。

すでにスウェーデン語で話すほうが楽みたいなのだけど、みんなで英語で話す。
もちろん、日本語で会話が暴走してしまうことも。
クッキーとお茶とワインと日本風カレーをふるまって、けん玉などをして遊びました。
Withnaoko_1
一緒に来てくれたJoelさんはギタリストで、独自の音楽理論も研究しているらしい。
物事を、深く追求する性格(尚子さんの話より)みたいで、けん玉もハマって追求し始めていた。

食べ物の話になって、
旦那さんが、「俺にとって呑んだ後の〆はお茶漬け」という内容を苦労して説明して、
「私はラーメンかな」みたいな流れになったとき、
Joelさんが、「なるほど。俺たちハンバーガー。」と言ったときは、爆笑してしまった。世界にはいろんな人がいる。でも「呑んだあとの〆」ってものがあると分かって、妙に嬉しかった。

時間を忘れるうち、8時間半がたっていて2人は帰って行きました。
Withnaoko_2

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イエーテボリ日記42 ご近所さんとお茶を飲む

土曜日 曇りのち晴れ。

オペラハウスに昼の無料コンサートを、家族で聴きに行く。
日本ではクラシックコンサートなんて行かないくせに。
カナリアがモチーフの歌とチェンバロ入りのやつと、ストラビンスキー、ハイドンの三部構成。そのプログラムに聴衆への配慮を感じる。

私はストラビンスキーが面白くて、なぜかトム&ジェリーが思い浮かぶ。T君とこそこそ話、想像が想像を呼び、笑いをかみ殺すのに苦労する。いいんだろうか、ミュージシャンとしてこんなことで。Stravinskij_2
週末でイベントが多いのか、寄り道先で絵と音楽のパフォーマンスも。 Nord_paintmusic さらに、ハーフマラソン大会に巻き込まれ、トラムは止まってるわ、道は渡れないわで歩いて家まで帰る。でも、まあ頑張れば帰れる距離に家があってよかった。

近所の美術館前が、ターニングポイントになっていて、さらにすごい人ごみや取材陣やでっかいモニターなど、まるで様相が変わっているのにびっくり。
Marathon_4
くたくたでアパートに帰ると、階下に住むニオ君(9歳)が、ポケモンファイルを持って、初めて家に遊びに来てくれた。
何度か挨拶は交わしているものの、知り合って間もない東洋人の家に息子が遊びに行っているとなれば、さぞかし親は心配しているだろうと思ってお茶に誘うと、ノラ・ジョーンズに似た、ものすごい美人ママが来てくれた。

彼女は大学を卒業したところで、女性の権利を守るための国際的な研究をしたいけど、イエーテボリでは仕事を見つけるのは難しい。勉強と子育ての両立は大変で、いまのところ子供はひとりでいいかなー、というようなことを語ってくれる。
彼女の目があんまり美しいので、見つめているとぼおっとなりそうだった。

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イエーテボリ日記41 にほんご/アーティチョーク

Artichoke 金曜日、あめのち曇り。

午前、2度寝してしまう。
午後、2時半にスクールが終わったあと、日本語補習校というものを見学に行く。
スクールで出会った日本人の方から話を聞いていて、T君が行ってみたいと言い出したので、ネットで調べて行ってみた。

毎週金曜日の夕方2時間ほど開校していて、科目は日本の教科書を使った国語と算数。ときどきその他の教科もあるらしい。
2年生は5人で、「ゆうこ先生」によるとても家庭的な雰囲気のクラスだった。

日本から来た子供ばかりかと思いきや、そう単純ではない。

彫りの深い金髪美少女が流暢に日本語を話すと思えば、日本人に見えるけど日本語はおぼつかなかったり、、。日本語もまあまあいけて、スペイン語、英語、スウェーデン語はぺらぺらという女の子もいました。○○人、なんて簡単には言えないないんだなと思いました。

T君が授業の途中から、「明日から行きたい」(明日はないんだけど)、「宿題ぼくももらって帰る」などとやる気まんまんなので、早速来週から通わせることにしました。

スクールで困っていることなど何も無い、と弱音を見せないT君ですが、やはり「すらすら理解できる」環境が心地よかったのでしょうか。あらためて普段のがんばりを思い、またまた私の胸はきゅんとなってしまうのでした。

夕ご飯、旦那さんが朝から茹でていたアーティチョークを食べてみる。
ゆりねと空豆の中間みたいな味と食感。
食べる部分はちょっとしかなくて、ワイン飲みながら、ぼちぼち食べるのに良い。
枝豆的存在か。
*写真右は日本でも一般的サイズのライターです

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イエーテボリ日記40 Funkyチルドレン、イエイ!

木曜日、ほぼ雨。

午後5時。
T君のスクールによる「spring show」がありました。
学校からトラムで3駅離れたホールで催される、学芸会のようなものでした。
あいにくの雨で、「It's rainy show!」と例のフランスママがジョークをとばしています。
Funky_children 風雨のなか(こちらではいつものこと)子供たちは、リハーサルも含めて会場を二回往復し、クラスごとに楽しい歌やダンスを披露してくれました。
Little_pirates2
一体どうやってコミュニケーションしているのか、T君は日本でそうだったのと同じように、友だちと集合場所をはしゃいで走り回り、本番は一応歌っているように見えました。
家族の中にいるT君も可愛いけど、友だちの中にいるT君を見るのは、なんとも言えない充ちた気分です。覚悟していた通り、私の眼はザザ降りの雨になりました。
Sunshine

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イエーテボリ日記39 手をつないで

Snail水曜日、いちにち雨模様。

スクールの行きと帰り、T君と手をつないで歩く日々が戻ってきました。

日本では昨年の四月に小学校へ入学以来、子供たちだけで登下校していました。

まるで幼稚園のころに逆戻りのような大変さもあるのですが、いろんなことを話しながら並んで歩くのは、とても甘い時間でもあります。
Shortcut_2
T君は、こちらに着いてから、外では必ず手をつなぎたがります。

男の子と母親の蜜月は短いんだろうな、、、などと思いつつ、かがみ込んでいつまでもカタツムリを眺める、小さい頭のてっぺんを、私は眺めました。

最近はトラムには乗らずに、2駅ぶん歩くことも多い。ショートカットの小径を発見。
教室の前には、ともだちの素敵な作品が貼ってありました。
'Reading makes your brain smart.' なるほど。
Heart

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イエーテボリ日記38 日々精進/即興

7may_fromwindow_2火曜日、まあまあ晴れ。

朝8:30、「保護者のための英語サークル」に参加。

前回よりひとつ上のレベルのグループに入ってみた。
練習問題を解きながら、順番に読んだり答えたり質問したり、世間話にに脱線したり。
私には少々難しい場面も。

みんなの前で、答えを間違って、「目を修理する」 なんて言ってしまう。
ジョークを使った例文には、知らない単語がいくつもあって、「笑えないよお」と泣きまねをすると、隣のずば抜けて陽気なフランス人ママに、「だいじょぶだいじょぶ!私も最初そうだったてば!帰って調べて独りで笑ってよ」と肩をバンバン叩かれる。
もちろん帰って復習した。意味分かったけど、独りだと笑えないんだな、これ。
ともあれ、
自分の能力よりすこし高いレベルに身を置くことは大事!、、と思うことにする。

夜ご飯;牛肉入り空心菜炒め、春雨とハムと干し椎茸、チンゲンサイのスープ、雑穀ごはん。紫レタス。ビール。

食べ終わるやいなや、イエーテボリ大学・即興科3年生のソロコンサートを聴くため走って出掛ける(実は忘れてた)。

ひとりはトランペットとプリペアド・ピアノを同時に演奏。
ひとりはシンプルなドラムソロだった。

高い演奏力と、実験的、冒険的であろうとする気合いがびしばし伝わって来る。

が、途中から私の心は
「自分(←西島芳)が即興演奏をする意味は何なのか?」
「じっくり曲を書いて演奏することも好きな一方で?」
「例えば予想不可能な音色やストーリーとの出会い」
「でもそれは単なる偶然の羅列ではない」
「究極の自由。でも自由でいなければと思えばそれはすでに不自由、、」

などと、みじめなまでに心は散り散りに乱れていくのであって、気づけば演奏を聴くことに集中出来てなかったのは残念なことだった(それは断じて彼らの演奏のせいではない)。

オーディエンスはほぼ生徒さんと思われたが、演奏者と先生、ときどきここへ来るという社会人の方と少し話すことが出来た。
夕ご飯を家族と食べてから、駆け足で出掛けて20クローネ(200円ちょい)で、こんな時間が持てたことに、感謝した夜だった。22時過ぎやっと暗くなる。雨が降り始める。














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イエーテボリ日記37 セッション2/窓を開ける

月曜日晴れ。

T君をスクールに送ったあと、急いで譜面の手直しなどして、ベースの森泰人さんと2回目のセッション。音楽のみならず、スウェーデン社会についてのいろんな話がとても興味深く、時間を忘れる。でも演奏は忘れずにzoomで録音する。

自分の演奏は、本番、リハーサル、練習も出来る限り、そしてなるべく高音質で録るようにしている。演奏中とは驚くべき差異を発見できる。

あっという間に3時間ちょっとがたち、さらに日本食材を買い出しに連れて行って頂く。
Asian_food
日本のお米や、だし昆布、豆腐、各種調味料など。
ご飯は、雑穀等を混ぜて炊くほうがおすすめとのことで、小技に欠かせない穀類も買う。

結局3件も回って、最後の中華食材店では、こちらのスーパーでは見なかった、空心菜とチンゲン菜も見つかった。
車ならではのまとめ買いをして大満足。

帰宅。夕ご飯のあと、窓を開ける。
Open_the_window 古いアパートの木製窓は、どれも2重になっているうえ、まだ寒い日も多いので、あまり開けていませんでした。

やっと新緑が鮮やかになってきて、そろそろ窓を開け放つのによい時期なのだと感じました。

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イエーテボリ日記36 真珠に出会う

Parl_1 日曜日、晴れ、風は冷たい。

すでに何度か訪れているSlottsskogen公園へ。今日は自然史博物館へ入ってみる。かなり広い。海洋コーナーの一部に、真珠養殖の技術は日本で発達した、というような記述があり、なんかちょっと嬉しい。古い写真が妙に目に焼き付く。

午後を心おきなく遊ぼうと、朝のうちピアノに向かったのだが、その1時間半ほどの間に、T君は何やら制作。負けた、完全に負けてる、、、。迷いってものが無いじゃないか!
Kamen_rider

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イエーテボリ日記35 餃子と古楽器

土曜日晴れ。

昼ご飯を近所で食べる。
「SUSHI 餃子」と書いてあって、ビビンバなどもあるという少々変わった店なのだけど、こないだ外で食べてるひとのお皿を見ると美味しそうだったので入ってみる。
Dumpling
スウェーデン人かと思われる男性と、英語はしゃべらなくてスウェーデン語を話す中国人の女性がやっていて、とてもフレンドリーな感じ。
SUSHIは頼まずに、餃子とラーメンとビビンバを注文。みそ汁、お茶などがセルフでセットになっている。

お箸とか菜箸とか売ってる店を知っていますか?と訊くと、
「うちは業者から卸してるから知らないけど、ネットで買えるんじゃないかな。それまでこれ使いなよ」と割り箸をどさっとくれました。

餃子が英語で'dumpling'ということを、こないだの英語教室で初めて知りました。でも気づいたら私は「tumbling」と言ってしまっていて「は?なんて?」と言われました。

焼いた餃子が出て来て、なかなか美味。「友だちにもこのお店をおすすめしておくね」と言うと「アリガトウ」と日本語が返ってきました。

男子ふたりと別れ、ギタリスト優作くんの所属する「古楽器/音楽研究会(←西島の勝手な解釈)」のコンサートを、聴き行く。今日は15世紀ごろのスペインの音楽を、12人によるアンサンブルで再現するというもので、初めて見る楽器がたくさん。

譜面にすると変拍子の嵐になってしまうという点で、むかし津軽三味線の人と演奏した民謡を思い出しました。それはとても自然でメロディアスです。ポリリズム的になる場面もありました。
Kogaki3Kogakki1Kogakki2

たまたま隣に座った女性が、普段エレクトリックの音楽に慣れているけど、こういう音はとても気持ちがいい。なんでかしらね。と言いました。

エレクトリックな音にも気持ちのいいものはたくさんありますが、
音が、『気持ちいい』。それは、とても重要です。

独りぶらぶら歩いて帰っていると、車に乗った森さんを見かけました。
「もりさーん」と呼ぶと、「げつようびにねー」と手を振ってくれました。

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イエーテボリ日記34 ブツを送ったのは誰だ?

Oily
右の頬にちょっとしたブツブツが。

これまでの経験からいって、ブツが出るのは準チョコレートと呼ばれるものを食べたときか、加熱してないバターを摂りすぎたとき。自分には脂質との相性があるんじゃないかと思っている。

そこで、日本ではあまり口にしてなかったものを中心に、原因を探っている
(あくまで個人的な見解です、これらを食べるとブツが出るという意味ではありません!)。

①シリアルに入っているいくつかのナッツ
②ポテトチップ
③マヨネーズ
④チョコレート
⑤サウナ(写真手前のリストベルトを掲げて入場できる、週2、3回)

⑤は、新陳代謝がよくなって、初期に古い老廃物が出ているのでは!?という願望的推測。
間食をしたくなるのは自分でも意外。
ブツは大したことはないのだけど、生活の現れだと思うので気をつけよう!

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イエーテボリ日記33 喜びの日(たぶん着いて一番の)!

木曜日。思えば1ヶ月以上ぶりに人と演奏。こともあろうに、北欧をはじめ、各国で活躍されているベーシスト、森泰人さんにセッションの機会を作っていただきました。

Morisession_0503 この日を楽しみに書いた新曲(目標3曲のところ1曲しか仕上がらず)のほか、自分の直球ばっかり、投げました。

森さんは深い森のような心で、私の音楽を受け止めてくれて、週明けにまた演奏できることになりました!

自分で意識している以上に、人と演奏したい欲求が高まっていて、1曲目を演奏し終わった瞬間に涙が出そうになりました。森さんの演奏が素晴らしかったことは言うまでもありませんが、自分と演奏してくれる人がいるという喜びが、あらためて強く胸に響きました。

とはいえ、T君には痛いところをつかれました。
夕飯時、今日の出来事を私が話していると;

T君;いいなあお母さんばっかり、プール行ってピアノ弾いて、、ボクはスクール行って、お父さんはお仕事がんばってるのに、、

旦那さん;(私の逆鱗に触れる危険を察知!警報発令!)お、お、お母さんは、森さんとお仕事してたんだよ!ね、ね?

私:・・・・・。

フリーランスのピアニストにとって、なかなかに厳しいひとことでした。
実際、きょう私は、お金も稼いでなければ、むしろお金を払って帰りたいくらいだったので。
今日はじっくり考える気もしません、
また曲書こーっと。プールも行こっ。心身が資本!
Morisession0503_2

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イエーテボリ日記32 連休明け

Icecream スクールの帰り道、買い食いしてるのだーれだ?
放課後、移民局へ再び用を済ませに行く。3スクープで25クローネ(約280円)。
明日はやっと人と演奏が出来そうです!

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イエーテボリ日記31 バーモントカレーな気分

早寝しすぎて夜中に目が覚める。
いくつかメールに返信。英語のやつにえらく時間がかかってしまう。
英作文は苦手で、いちいちgoo辞書で確認、「それはもしかして・・では?」とかスペルを訂正される。超簡潔にする。

作曲。先週から同じような曲ばかり書いている。
けど、とにかく書く。一日と一緒。同じように見えても同じなんてない。
まずは書かなきゃ始まらない。早く誰かと演奏したい。空が明るくなる。

寝不足のせいか、連休最終日は一日中ヘマばかり。
夕ご飯;カレー。人参をピーラーで削ったさっぱりサラダ。ビール。
こちらでは美味しい本格インド料理が食べられますが、これには、これにしかない味わいが。
Housecurry

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イエーテボリ日記30 だっこ=ばっぎゃ

月(祝)晴れときどき曇り。
Parade_4
二日前、スターナー教授の誕生日パーティでもお会いした、トーマスさんに、春を祝うホームパーティ(約50人)に招かれる。スターナー氏も眼帯を外して出席。「あの晩は結局180人以上集まっちゃってさ、朝方まで飲んだり踊ったりもう大変よう」。

ひとり一本スパークリング・ワインを持って来るルールで、昼間からみんなでたくさん飲む。「ダッコ」に匹敵するスウェーデン語に「バッギャ」というのがあることが分かる。話すのは楽しいが、みんな背が高いので、私の首は後ろ斜め45°に固まっていく。

夕方から、近所のChalmars工科大学のパレードがあるというので、同大学出身のトーマスさんが案内してくれる。
それぞれのテーマ(政治的、社会的メッセージを始め、大学生ならではのバカバカしいネタなど)を乗せたトラックがたくさん、街中を旋回。
Parade_3
Parade_2
パーティにしろ、パレードにしろ、たくさんの人が集まって楽しんでいました。
とにかく何でもいいのでかこつけて、この短い快適なシーズンを満喫しようとしているように見えました。それくらい、長く厳しい冬が待っているのに違いないと、覚悟せずにはいられない、あまりにのどかな春の一日でした。

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