年の瀬に思ったことなど
清里クリスマス・ライブ、とても温かく盛り上がりました。
一緒に唄ってくれた皆さん、スタッフ、そしてメンバーに感謝です。
翌日、一緒に来てくれた家族とともにスキー場でそり遊びをしました。
私だってもっと滑りたいのに、タキチくんがそりを独占するので、ちびっ子には来れないあたりまで歩いて登って寝そべってみました。
だれにも踏まれてない雪と雲と空がさかさまに溶け合っていました。
シンガーの小笠原千秋さんが、今回のライブのために作った歌詞がよみがえりました。
近くの温泉に寄ると、銭湯の古典的壁画でなく、本物の富士山が見えました。
毎日のようにここに来るという、露天風呂で隣り合ったおばあさんが
「富士山を見るだけで、なんか心が落ち着くんだよねえ」
と、しみじみ言われました。
豊かさについて、考えさせられることばでした。
彼女がつぶやいたのではなく、私に話しかけてくれたことも、心に残りました。
なんて、まったりしていると、『萌木の村オルゴール博物館』で、なんとガーシュイン本人による「ラプソディ・イン・ブルー」を記録したピアノ自動演奏を聴けるという情報が、千秋姉さんから入り、少々お疲れの男子ふたりには先にホテルに帰ってもらい、行ってみました。
再生するのは、チッカリングというアメリカ製のピアノで、非常に状態もよく、目を瞑って聴いていると頭の中はさらに、真っ白と真っ青に溶けました。
怒濤の2011年が終わります。
いろんなひとに、お疲れさまでした、よいお年を、と言いたい。
以下、小笠原千秋さんの歌詞の一部です。
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歌を贈ろう
空の彼方
思い伝えたい
あの人に
歌よ
祈りよ
この清里から
満ちあふれ空へ
どこまでもどこまでも
(music by T.C Acoustics 『萌木の村のクリスマス』より )
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