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I can live today.

Shaon_flower_2

3/11の地震以来、情けないことに、ただ悶々としてきました。
最初の3日間で1年分くらいテレビを見て、勝手に絶望し、普段通りの食事が後ろめたく思えたり、自分の音楽と社会の関わりについて前向きに考えられなくなったり、無邪気に輝く息子の笑顔までが、無性にはかないものに思われ、不安でたまらなくなる始末でした。

自分のこんな気持ちを「お門違いの憂鬱」と名付け、今まさに被災地で戦ったり、助け合ったりしているひとたちのことを思うと、その馬鹿さ加減に呆れてますます滅入るのだと、あるガールフレンドに話したところ、「オカドチガイ!めっちゃ分かるよ!」と笑ってくれて救われました。

やっと少し冷静になりました。

我が家なりに可能な義援金は、ダーリンが早々に赤十字に送ってくれました。

まずは自分のことをきちんとしよう、こんな当たり前のことをやっと普通に考えられるようになりました。

金曜日には最近知り合ったミュージシャン;Teseong Leeさんとゆっくり話が出来ました。
三宮元町付近で、演奏できそうなカフェなどを一緒に巡っていたのですが、初めて入ったお店で、「僕はCDとか出してないから、いま歌います」とアカペラで歌い出したときは、「完全に負けた!」と思いました。私も負けじと、bucato cafeという場所でKEPOPOで演奏させてもらえるチャンスをつかみ(というか彼の紹介のおかげ)、素晴らしいミュージシャンとの新しい出会いに感謝した1日でした。

土曜日は、ムロラボさんのサポートのもと「カゾク象アルバム」製作作業、午後は心斎橋へキーボードにつなぐワウペダルを物色に行きました 楽器店で試奏して、あとでネットで安く買うという狡猾な計画をもって臨んだものの、面倒なセッティングにも嫌な顔ひとつせず、大変親身につき合ってくれた店員さんを前に、気づけば、「じゃあこれにします」と言ってしまっていました。
機種はRMC8。猫に小判と言われないよう、頑張って使いこなします。

日曜日、早起きして映画に行きました。「トスカーナの贋作」。残念ながら、私の期待は大きく裏切られましたが、一人で映画に行くという贅沢を味わえたことで十分としましょう。

被災地の復興は長い道のりになると思う。報道が下火になってもそれは続いてゆく。
いずれ音楽なり、ほかのことなりで、私にも出来ることが必ずあるはず。
そのとき、的確なアクションがとれるよう、いまは自分の仕事や身辺をきちんとしておくこと、それに心を集中したいと思います。家族や周りの人を大切にすること、そしてもっともっといい音楽を作ること。
今日、自分ができることをきちんとやって、寝る。明日も生きる。





 

 

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